「降霊会の夜」(朝日文庫)


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さて今週も憂鬱な電話番deathた。
そんな訳でとてもとても珍しい、
読書ネタにいたしましょーか。





降霊会の夜 (朝日文庫)

降霊会の夜 (朝日文庫)





老人の域に達した主人公が、
若き日の思い出と淋しい現実の中で、
夢と想像が混同する日々を過ごす。
ある日出会った女性に招かれた夜会は、
死者と語り合える「降霊会」。





浅田次郎さんは昔からの大ファンなんだけど、
正直、日本ペンクラブ会長になった辺りから、
なんだかちと???作品が多くて、
実は毎回がっかりしていたんですが、
この作品は初期の胸のすくようなコメディ度はないものの、
どこか懐かしい大人のファンタジー的な要素が強くて、
久しぶりに単純に楽しめる浅田文学でございました。