西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

「西郷隆盛伝説」(角川文庫)


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本日は、私が担当となって初めて行事ですが、
月に一度の"丸の内分園"との定例ミーティングDayです。
先方の総務担当取締役と部長、
そして競業他社の事業所長と担当も一緒に集まって、
一時間半の間みっちりと、
この場で解決出来そうにないつまらない議題を挙げ、
なんだかんだ、やいのやいのと話し合います。
グッさんが転勤が決まって、
なんだか晴れ晴れとした顔をした理由を、今深く理解しました。
価値観の違う人同志の結婚は大抵うまく行きませんが、
業者は、封建時代の女性と同じく、
黙って我慢せざるを得ません。
・・・正直とても疲れました。




そんな訳でまた貯金ネタで失礼します。





西郷隆盛伝説 (角川文庫)

西郷隆盛伝説 (角川文庫)



待ちかねていた文庫化です。
私と名前がそっくりな評論家の描く、
私の大好きなせごどんの実像。
ただし、その後に影響を受けた人々、
安岡正篤や田中清玄を検証して、
南洲翁の実像が分かるのだろうか。
それはまったくの本末顛倒に他なりません。




大西郷にもダークな部分があったことは否定しません。
私はその点では大久保利通がそれらを一身に集めて嫌われ役を買い、
反対派の暗殺に殉じたことを理解しているつもりです。
しかしその、西郷隆盛伝説そのものとは、
敵味方から多大な敬愛を受けた奇跡・・・。
やはりそこには、かの名言、


命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。
この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり。

・・・の、実践にあったことなのでしょう。
私は長生きしたいし、出世して楽もしたい。年俸も上げてほしい・・・。




・・・だめだこりゃ。




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