内浦山県民の森 ヒメボタルに愛隊 (夜の森の観察会)

●日時 令和四年(2022)6月15日(水)・18日(土)・22日(水)・25日(土)
20:30~21:30 (総合センターへ20:20までに集合)
●対象・定員 一般各30名(中学生以下は保護者同伴)
(各回5名に満たない場合は中止)
●内容 漆黒の闇にキラキラ光るヒメボタルに会いに、夜の森を歩きます。
ヘビトンボモリアオガエルにも会えるかも。雨天時は中止となります。
*ヒメボタル(ホタル科) 体長7m程の陸棲のホタル。
6月中旬~7月上旬頃、夜中をピークに歯切れ良く明滅する。
この時期、林道奥谷線は17時から朝9時まで車両通行止め。
●参加費 お一様大人:500円、4歳~中学生:300円、4歳未満:100円(消費税込み)
森の宿「せせらぎ」ご宿泊のお客様は、参加費半額になります(4歳未満を除く)
●参加受付 3月12日~開催日前日まで
●持ち物 保険証・懷中電灯(受付時に赤いフィルムを貼ります)
●服装 長袖・長ズボン、長靴が望ましい(靴には塩水をスプレーします。サンダル履きは不可)
●アクセス 自家用車ご利用の方 国道128号線 県民の森入口から4.5km 駐車場無料
●お問い合わせ・お申込み
内浦山県民の森管理事務所
299-5502 鴨川市内浦3228 
04(7095)2821
公式サイト https://www.uchiurayama.ip/
公式Twitter https://twitter.com/uchiura1121






さて眉鍋組遠征が延期となりまして、
眉二郎シャッター隊の後は、
特に予定がなかったので、
先週の"お尻合いツーリング"から、
ずっと気になっていた、
濃溝の滝・亀岩の洞窟の、
ホタルについて調べてみました。
するとすぐにヒットしたのが、
この内浦山県民の森が主催する、
「ヒメボタルに愛隊 (夜の森の観察会)」。
へぇ~、ヒメボタルって初耳デス。
しかし残念ながら、
本日が今年の最終日のようで、
参加申し込みは前日が締め切りとか。。。
ダメ元で管理事務所に電話してみると、
電話に出た方はしばらく迷っているようでしたが、
「えーい、大丈夫デス」とのご返答。
ありがとうございます。
53歳の夫婦一組参加します。
よろしくお願い申し上げます。




内浦山県民の森・総合センター



帰りは深夜になりますので、
さすがにバイクはやめました。
クルマで午後6時に習志野を出発しまして、
ほぼ午後8時に内浦山県民の森にトウチャコしました。
カメラはNikon D500に、
Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gを装着しました。



関東ふれあいの森  夜間通行止めのお知らせ



「関東ふれあいの森」であるコチラ。
林道奥谷線は、ヒメボタル保護の為、
6月1日から7月21日の午後5時から翌朝9時まで、
夜間は通行止めになっています。



ヒメボタルに愛隊の看板  続々とラウンジに集まる参加者



総合センターエントランスに、
この「ヒメボタルに愛隊」の案内板。
受付で参加費500円×2を支払いまして待っていると、
続々と参加者が集まり始めました。
どうやら最終日ということもあって、
本来各30名の参加者ですが、
今回は52名の申し込みがあったとか。



内浦山県民の森のジオラマ



鴨川の海のすぐ近くながら、
山深い奥にあるこの内浦山県民の森。



チラシ        
  チラシ2

     ヒメボタルに愛隊
 内浦山県民の森でヒメボタルが発見されたのは平成16年(2004)
 6月12日に安房生物愛好会の小林氏一行が観察会に訪れた際に
 偶然不思議な明滅をするホタルを発見し、千葉県立中央博物館
 持ち込み、「ヒメボタル」であることが確認された。
 千葉県では50年ぶりの発見だそうだ。
 調査の結果、林道奥谷線にそって広く分布していることが確認された。
 ヒメボタルは、ゲンジボタルヘイケボタルとは違い幼虫は水の中には入らない陸生で、
 カタツムリの仲間などの陸生の貝類をエサにしている。
 ゲンジボタルヘイケボタルは「カワニナ」という水中で生息する貝類をエサにしている。
 体長は米粒程度(6~8mm位)で、ゲンジボタル(15~18mm)、ヘイケボタル(10~12mm)よ
 りも小さく、メスよりオスが大きく、メスは後翅(コウシ・後ろの羽)が退化して飛べない。
 光方は「チカ・チカ・チカ」と細かく明滅し、ゲンジボタル(4秒)、ヘイケボタルは1秒間位で
 明滅します。
 ヒメボタルは明るさに敏感で、人工の光を嫌います。腹部に2節の発光器があり、メスは
 1節のみ発光します。
 ホタルは、昔から夏の風物詩として人々に親しまれてきました。現在、世界で2000種余
 りと言われています。そのうち日本では約45種類のホタルがいます。代表的なホタルは川
 に多いゲンジボタル、水田に多いヘイケボタル、そして山に多いヒメボタルです。
 実は日本で親しまれているゲンジボタルヘイケボタルは、幼虫の時代を水中ですごす
 ので、世界的にも珍しいホタルなのです。

なんだかよく分からないまま、
発作的に参加しちゃいましたが、
これってスゴイことなんぢゃないデスか。


持参した懐中電灯に赤いフイルムを付ける  事前の説明


持参した懐中電灯・マグライトに、
赤いフイルムを張り付けて、
ホタルを怖がらせない仕様にしました。
午後8時30分になりまして、
参加者全員集合で参加の注意事項を伺います。



ヤマビル防除用塩水スプレーの案内  塩水をスプレーしたブーツ



ヤマビル防除用の、
塩水スプレーをブーツにかけます。



いざ出発  真っ暗な林道を進む


さて、真っ暗の林道へいざ出発。
赤いフイルムを張った電灯の光も、
なるべく自分の足元のみを照らすよう注意されます。



モリアオガエルの卵  ヘビの抜け殻


途中、モリアオガエルの卵を観たり、
ヘビの抜け殻をつついたりwww、
ワイワイと談笑しながら進む、
老若男女52名と、
とても丁寧な説明の係員の皆さん。



チラシのヒメボタルの明滅の軌跡の写真  チラシのヒメボタルの写真



残念ながらこの日は前日の強風もありまして、
このチラシの写真のような、
多くのヒメボタルの光は見えませんでしたが、
淡く美しい光を放つ数頭を観ることは出来ました。
しかし、写真は三脚を立てて、
かなり長く開放しなければ無理みたい。
機会があればまた来年も伺いたいデス。



⇩ ⇩ ⇩