手塚治虫「ブッダ」

ブッダ全12巻漫画文庫 (潮ビジュアル文庫)

高校の頃、手塚治虫ファンに薦められて全集を読みました。
その頃の一番のお気に入りは「アドルフに告ぐ」で、
どっちかっていうと、「火の鳥」や「ブッダ」は説教臭くおもえて嫌いでした。
しかし、「火の鳥」をこないだ読み返してみると、
人の親となった私としては、子供に読んでほしい作品であり、
何度も読み返したい本なんです。

だったら「ブッダ」は・・・って、
無性に読みたくなってブクオフ廻ったんですが割高だったんで、
思い切って地元の本屋でBOX買っちゃいました。

手塚氏は史実に近いものを描く時、
その時に応じて、軸の半分に全く逆の架空人物を据えるんですね。

う〜ん。面白い。
しかし、良書は自分の立場に応じて感想を変えるものなのですね。

さぁて・・・。今夜も徹夜で読書になりそうです。