「刑事・鳴沢了」シリーズ


今日は何の予定のない休日です。
お昼は久しぶりに夫婦でジロる予定でした。




昨日珍しく夜更しをしたもので、
今朝は日が昇っても、
深いレム睡眠の中にいました。
こう、寒くなってくると、
明け方の暖かな布団の中は、
欣求浄土」そのものです。



そんな朝7時、滅多に鳴らない、
我が家の固定電話の呼び出し電子音が、
私をこの「厭離穢土」へと呼び戻します。




電話はがちゃぴんからの、
緊急事態発生宣言」。
寝ぼけた頭のまま、
各方面へのお詫びと報告の電話をして、
ともかくスーツに着替え、
自分の車で、京葉道・館山道を飛ばし、
木更津市内へと向かいました。




青空の館山道




館山道は、
右側の京葉工業地帯の上に、
深い蒼空が広がり、
冬の遠い雲が浮き流れ、
遠い南西の地平線には、
大きな白い富士山が望めます。




エイトビート (通常盤)




カーステは大音量でクロマニヨンズの「エイトビート」。
なんだか観光ドライブと錯覚してしまった私です。




木更津市内




木更津は、紅葉にはまだ少し早いものの、
久しぶりにみる、のどかな田園風景は、
なんだかちょっとした「癒し」になりました。
(いや、無理矢理にでもそう考えねばストレスが溜まります。)




さて木更津での処理を終え、
家に戻ってくるともう昼過ぎ・・・。
ラーメン二郎は夜の部にすることにします。




さてとても疲れたので、お昼寝でもしましょうか。
ソファーで毛布に包まり、ウトウトすると、
アクシデントを起こした張本人や、
やれ、園長だ、グッさんだ、マジックホワイティさんだ、
やれ、相手先の部長さんだ、課長さんだ、担当者さんだ、と、
携帯電話がなかなか鳴り止みません。




どこかに遊びに行く訳にも行きませんので、
昼寝は諦めて、読書にしましょう。





→ 「新宿鮫」の検索結果一覧 - 旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】跡地




ここに「新宿鮫」シリーズが大好きだと書きましたら、
こちらもなかなか面白いですよ。と、お薦めを戴きました。




雪虫 (中公文庫)

雪虫 (中公文庫)




「俺は、刑事になったんじゃない。刑事に生まれたんだ。」



親子三代、刑事を継ぐ、
新潟県警捜査一課の鳴沢了。
茨城県出身で青山学院大卒、
元新聞記者の著者が描く、
なぜか新潟という地方都市を舞台にした、
新たな形式の警察小説です。




新潟県内のローカルな地名や、
「おめさん」、「〜るろ?」、「なじらて」など、
新潟の訛りが飛び交います。




まったく馴染みがなければ、
その街並みや、訛りの発音が想像も出来ないかもしれません。




幸い、私が大学生時代、
もっとも親しかった友人は、
新潟生まれの、新潟育ち。
彼の実家には何度か何日も泊まりに行きました。
また、ここに時々「つばさ母」のHNで、
コメントをしてくれる義姉も新潟県内が実家です。
町並みや訛りの発音も、
想像するに容易く、
物語にどっぷりと浸りました。




・・・おめさん、なるほどこりゃ面白いろー。




刑事・鳴沢了シリーズ




ちょうど読む本がなくて、
活字中毒の禁断症状が現れ始めていた私。
今現在、単行本で発売されているのは、
全10編(全11冊)なんですが
たまたまなかった(9)「擬装」を除く、
10冊をブクオフで「大人買い」してしまいました。




いやぁ〜楽しみだなぁ〜。
読むのが楽しみな本が、
山積みになっているだけど、
なぜか心が豊かになってしまう、
「本の虫」の変な私です。





なじらね?





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