「深紅」


職場復帰と、職場移転が重なって、
ただでさえバタバタしていましたし、
私の担当先では、あれやこれやと、
アクシデントも続きましたものですから、
どうも最近の週末は、
まるで寝貯めのようにゴロ寝で過ごしております。
今週末もそんな感じ・・・。
昨日は恒例の二郎と、マンションの夏祭り、
今日は雨の合間に、選挙の投票と散歩をした以外、
ソファでゴロゴロと読書です。




深紅 (講談社文庫)

深紅 (講談社文庫)




最近読んだ本で、ピカイチだったのはこれ。
テレビドラマの脚本家からデビューした、
野沢尚氏が、吉川英治文学新人賞を受賞したこちら。




自分を除く家族を惨殺された主人公。
そして同年代の加害者の娘。
この二人が交錯し、やがて二人は協同して、
一人の男性を亡きものにしようと・・・。




著者は五年前に首吊り自殺してしまったそうですが、
この作品中の登場人物の揺れるような心理表現は、
著者自身の何らかのメッセージだったのかもしれません。




人気ブログランキングへ ← 二つのログランキングに参加しております。
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ ← よろしかったら応援クリックをお願いします。