職場復帰と、職場移転が重なって、
ただでさえバタバタしていましたし、
私の担当先では、あれやこれやと、
アクシデントも続きましたものですから、
どうも最近の週末は、
まるで寝貯めのようにゴロ寝で過ごしております。
今週末もそんな感じ・・・。
昨日は恒例の二郎と、マンションの夏祭り、
今日は雨の合間に、選挙の投票と散歩をした以外、
ソファでゴロゴロと読書です。
- 作者: 野沢尚
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/12/10
- メディア: 文庫
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最近読んだ本で、ピカイチだったのはこれ。
テレビドラマの脚本家からデビューした、
野沢尚氏が、吉川英治文学新人賞を受賞したこちら。
自分を除く家族を惨殺された主人公。
そして同年代の加害者の娘。
この二人が交錯し、やがて二人は協同して、
一人の男性を亡きものにしようと・・・。
著者は五年前に首吊り自殺してしまったそうですが、
この作品中の登場人物の揺れるような心理表現は、
著者自身の何らかのメッセージだったのかもしれません。