秋のお彼岸にまだお墓参りをしていません。
ちょっと遅くなりましたが、
やはりお参りしないと気がすみません。
まずは義父の墓のある船橋市の市営霊園です。
お彼岸最終日、
ちょっとゆったりとした霊園内。
知識としては知っていた、
元々は船橋市本町にあって、
昭和三十八年(1963)に、
この霊園に移設されていたという、
「関東大震災犠牲同胞慰霊碑」に初めて気付き、
近くに車を停めて手を合わせました。
この石碑は、関東大震災時に虐殺された、
在日朝鮮人の追悼の為に、昭和二十二年(1947)に、
在日朝鮮人連盟中央本部によって建立されたものです。
碑の裏面には、漢字とハングルで、
びっしりと当時の様子が刻まれています。
大きな関東大震災犠牲同胞慰霊碑の左隅、
ひっそりと小さなこの法界無縁塔があります。
こちらは震災の翌年、大正十三年(1924)に、
船橋仏教会を中心とする有志が建立したもののようです。
詳しくはこちらのウィキの記事をご覧下さい。
私はこの観音寺と時と同様に、
ただ手を合わせることしか出来ませんが、
これもやはり不の遺産として、
けして忘れてはならない、
そして次の世代へと語り継ぐべき、
不幸な歴史です。
我々夫婦は二郎で腹がいっぱいですが、
子供達は腹ペコです。
義父のお墓に来れば、
恒例の「PEATERPAN 小麦の郷」で、
パンとコーヒーの昼食を与え、
このまま松戸の八柱霊園へと足を伸ばします。
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