*1
宗派 ?
本尊 地蔵菩薩
274-0822 船橋市飯山満町飯山満2-744
さて実は今回のメインディシュ。(←失礼。)
江戸中期、枯死した名木「揺るぎの松」で木食僧・観信が、
「木っぱ地蔵」と一緒に彫ったという「ゆるぎ地蔵」がある、
「ゆるぎ地蔵堂」にやって参りました。
最近、再建された真新しい地蔵堂は、
やはり、イコール吉橋大師の第三十五番の札所です。
船橋市指定(有形・彫刻)文化財にしていされた、
「木造地蔵菩薩坐像」、ゆるぎ地蔵尊。
「木っぱ地蔵」と同じ作者であることに異論はないでしょう。
坐像で172cmの堂々たるお姿。
丈六は満たしておりませんが、
一本木でのこの大きさは、
「大仏」と呼んで差し支えないでしょう。
船橋市教育委員会の案内板には、
「洗練された彫技から専門仏師が作った可能性」とありますが、
当時の木食上人は、あの円空や木喰を別格としても
多くがこの技術を持っており、なんの不思議もありません。
このゆるぎ地蔵堂の上には、
狛犬がある小祠があって、
かなり荒廃していますが、
祠内には、神像とも随神像とも不明な二体。
その内、一体は顔が欠損しておりました。
はて、これはなんなんだろうか。
・・・怖ぁ〜っ。
← 二つのブログランキングに参加しております。
← よろしかったら応援クリックをお願い致します。