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一年前にこのオリジナルの第一作目について書きました。
今日はその後のこのシリーズ作と関連作品について。
実はこのシリーズの原作の根柢には、
人種差別問題があります。
はっきり書くとこの猿のモデルは我々日本人。
フランス人の原作者がブールが、
仏領インドシナで現地の有色人種を使役していたところに、
日本軍の占領に遭って、
同じ有色人種の「俘虜」となった経験を基に書かれたとか。
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崩れた自由の女神をみて、
ここが核戦争後の未来の地球であることを知ったテイラー。
(猿が英語を話している時点で気付きなはれ。)
その後を描いたのがこの「続・猿の惑星」。
テイラー達を救出に来たブレントが、
謎の地底人と対決します。
でも最後は地球が破壊されてしまい、
時系列ではこれが最後・・・。
典型的なダメダメな二匹目の泥鰌です。
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更に苦しい展開の第三作「新・猿の惑星」。
地球が消滅する寸前に、
コーネリアス・ジーラ夫妻らは、
テイラーが乗って来た宇宙船を修理して脱出。
爆発のショックで現代(過去)の地球にやって来るという展開。
おいおい、この猿たちったら、
紙ヒコーキみて吃驚してたのよ。。。
そして一作目とは矛盾するほどに、
コーネリアスの深い歴史知識。
ともかく最初は友好的であった人類も、
未来が猿に支配されていることを知って動揺。
次第に夫妻を追い込んで行き、破滅的な終末を迎えます。
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犬や猫が疫病で死に尽くし、人々は猿をペットにする。
やがて猿は、ペットではなく奴隷と化す。というコーネリアスの予言通りの、
前作から20年後の未来を描いた「猿の惑星・征服」。
ひっそりとサーカスで育てられたコーネリアス、ジーラ夫妻の子、シーザー。
このシーザーがリーダーとなって、人間への反乱を起こします。
しかし、猿は数千年で、あの一二作目のスタイルに進化したはずであったのに、
僅か二十年で、チンパンジー、ゴリラ、オラウータンもあの体系になっちゃった。
世界観が小さ過ぎ。それはまあ、一作目から同様ですけどね。
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更にかなり苦しい第四作「最後の猿の惑星」です。
自分で名乗っている通り、このシリーズの最終作。
シーザーがリーダのコミュニティ。
なんともう猿がみんな話せます。
後の地底人となるであろう人間との戦い。
ゴリラの将軍、アルドーとの確執。
最愛の息子、コーネリアスを失うも、
彼の優れた治世が、彼の死後600年、
最初の一作目とは違う未来、
人も猿も平和に調和した世界を作り上げます。
猿の惑星 ― Planet Of The Apes (初回限定盤) [DVD]
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ティム・バートンが2001年にリメイクしたのが、
この「PLANET OF THE APES/猿の惑星」。
原作に近くなっていて、最後の銅像がオリジナルとは違って吃驚。
「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」
そしてなんと今年、アメリカでは8月、日本では10月、
猿の惑星で、新シリーズ第一作が公開されるんだって。
公式サイト → http://www.foxmovies.jp/saruwaku/
楽しみだなぁ〜。映画館で観ようっと。