さてさて飛び石連休の合間ですが、
今日は恒例の電話番デス。。。
映画ネタも山ほど溜まっているけれど、
とりあえず今日は読書ネタ。
→ 「鬼平」関連の記事
→ 「鬼平犯科帳」関連の記事
→ 「池波正太郎」関連の記事
古くからの読者の皆様はご存知の通り、
あたしゃ昔からの池波正太郎さんファンだす。
当然、鬼平犯科帳シリーズも、
単行本全巻を何度も何度も読んだほど、
かなり大好きな作品なんですけれど、、
正直歴史好きとしてみれば、
どこか冷めた気持ちもあります。
長谷川平蔵こと本名、長谷川宣以。
火付盗賊改役といえば警視庁長官クラスの官僚のトップ。
あくまで旗本の、お殿様でございますから、
ご本人が「捜査」にあたることなんぞ当然あるわけもなく、
若い頃の放蕩歴はあくまで噂で、
有名な功績は石川島人足寄場の設立に関わったというところくらい。。。
- 作者: 逢坂剛
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/09/02
- メディア: 文庫
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さてさてこの逢坂剛氏の作品は、
新たな鬼平、新たな長谷川平蔵を描いたストーリー。
この平蔵はけして「顔」を晒すことなく、
彼の顔を知った盗賊は、
もう二度と娑婆に戻れないという設定です。
時代考証がとても厳密で素晴らしい。。。
いいねぇ〜・・・ホント参りました。