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本日は貯金ネタが恒例の電話番ですが、
最近ネットを中心に乱用されている、
「神対応」「ネ申対応」につきまして、
Twitterでもつぶやきましたが、
どうしてもこちらで一言申し上げたくて、
筆を取りました次第でございます。
タレントが模範的な対応した時の「神対応」って表現はオカシイ。神は大概人間の願いをガン無視するか自然災害や病気など試練を与えることの方が多い。
ゆえにあれは「仏対応」と呼ぶべきである。
— makoto-jin-rei (@makotojinrei) 2015, 8月 4
はい、今ではラーメン二郎か、
お蕎麦のランチブログの様相ではありますが、
元々は神社仏閣を心から愛し、
「神仏を尊びて神仏を頼らず」の精神で、
巡礼を始めた折に開始されたこのブログです。
そのワタクシが謹んで申し上げます。
日本の八百万の神々は荒々しい方々が多く、
そもそも今の日本人の生と死は、
国産み・神産みの夫イザナギと、
その妻であり妹のイザナミが、
黄泉国と地上との境の黄泉比良坂で、
大岩で塞いで完全に離縁する際に、
イザナミ「お前の国の人間を一日千人殺してやる」
と、いう宣言に対して、
イザナギ「ならば私は一日千五百の産屋を建てよう」
と、言い返したことに始まります。
またその子の神であるアマテラスや、
その弟のスサノオ、そしてその子孫の神々も、
そのスケールが大きすぎて、
実は人間の生死や個々の願い事など、
ほんの些細なこととしてしか考えいらっしゃいません。
日本の神々は、自然災害や病気など、
人間に試練などを与えることはあっても、
個々のくだらない願いごとなど、
構っていられぬほどにお忙しいのです。
ですから、ワタシは特に神社では、
願い事をすることは避けて、
日々の平穏無事と健康を、
ひたすら感謝することに留めております。
基本、お願いはまず致しません。
これはここにも何度か書いておりますが、
もし自分が幾万の虫ケラを飼っていたとして、
その虫ケラ共があれが欲しいああして欲しいと、
ぞろぞろと集られたらどう感じますか。
ワタシなら多分煩いのはひねり潰しちゃう。(^_^;)
一方、インド哲学から始まったとも言われる
釈迦から始まった原始仏教も、
後にヒンズー教など、
いろいろと他の宗教を取り込んで、
インドから中国、
中国から日本に伝来する間に変化し、
一概には断言できませんが、
「仏の顔も三度まで」と言われるように、
荒々しい日本の神々と比較すると、
一部の忿怒相の明王や天部を除くと、
いつもお優しい如来や菩薩といった、
仏様がまだ少なくはありません。*1
常に迷える我々衆生を救済して、
悟りの世界に導こうとして頂いております。
ですからあの「神対応」「ネ申対応」といった表現は間違いで、
「仏対応」「イム対応」と呼ぶべきです。キリッ
*1:もちろん悪行に対しては神様以上に仏様の方が厳しいです。