2016年4月9日(土)〜5月22日(日)
開館時間 10:00〜18:00/金・土は20:00まで *1
休館日 4月25日(月)、5月2日(月)
観覧料 一般1200円(960円)・大学生700円(560円)・小・中学生、高校生無料*2
260-8733 千葉市中央区中央3-10-8
美術館公式サイト http://www.ccma-net.jp/
特別企画公式サイト http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2016/0409/0409.html
最近、春秋の年二回、
恒例行事になりつつありますが、
ご近所の奥様が所属している、
幕張フィル管弦楽団の定期演奏会に招待される度、
毎回ここ千葉市美術館を夫婦で訪れております。
さて今回の特別展は、
あまり千葉市と縁も所縁もない吉田博さん。
いくつかの代表作と、
黒田清輝と喧嘩していたという、
美術史概論的な知識はありますが、
正直、こんなに多彩な作品を描く方とは、
今までほとんど知りませんでした。
初期の水彩画では、里山にかかる朝靄など、
日本の湿潤な空気の表現力に圧倒されました。
自身が登山家でもあり、
実際に山に登り、
そこで何日も光を待ち、
まるで風景を切取って、
下山したかのような、
深山幽谷の油彩画の迫力。
大正後期になると、
突如、木版画の世界に足を踏み入れます。
同じ彫り板を利用して、
摺りの色を操り、
朝を、昼を、夜を表すなど、
浮世絵以来の古来からの技術を駆使し、
自らの新解釈を世界に問うた作品は、
今も日本国内よりも、
世界中で高い支持を受けています、
かのダイアナさんも大ファンだったとか。
協力はモンベルだそうで、
メンバーズカードの提示で、
割引料金で入場出来ます。
この美術館お馴染みの、
記念撮影コーナーも、
モンベルによるもののようです。