悪法といえども法は法


ちょっと遅い話ですが、
ロシア人のタレントのあんちゃんが、
大麻取締法」に違反して逮捕されたようです。
彼がどこまで分かっていたのか知りませんが、
こういう事件があるとすぐに芸能人の薬物汚染だのを持ち出して、
クソミソにいう人が出てきますね。
私、彼を擁護するつもりもないんですが、
大麻」と、「覚醒剤」や「麻薬及び向精神薬」を、
同じ扱いで議論することは間違っていると思います。
もちろん「大麻」に手を出したことで、
それでは物足りずに「覚醒剤」や「麻薬及び向精神薬」へと向かい、
破滅する構図があることは分かります。
でもそれがそもそも「大麻」が、
覚醒剤」や「麻薬及び向精神薬」と同様に危険であるとする、
政府広報なんかの情報に、疑問を感じることから、
「なんだたいしたことないじゃん。」って、
陥る罠だと思うんですよ。
この辺りの線引きをもっとキッチリとしていないから、
ガキンチョは安易にタバコを吸って、
ドラッグに手を出すんです。
アルコールもニコチンも立派なドラッグです。
薬害の情報はもっと正確にすべき。




政府は「大麻」に対してこう言ってます。



→ 大麻について




一方、こちらはカンナビストの主張。
↓↓↓↓



→ CANNABIST Internet - カンナビスト 大麻非犯罪化人権運動
→ 大麻取締法被害者センター
→ 大麻堂.com
→ 麻と人類文化




なんで、こんなに違うんでしょう。




あ、すみません。
私も日本の「大麻取締法」はどうかと思いますが、
ソクラテスの如し「悪法といえども法は法」。



私この日本国内でその法に違反するようなことは、


絶対にしません。
「悪法」だったら、嘆いて蔭で背くなら、改正するように動くべき。




高校の頃、生意気なネクタイ拒否派学生(私)に、
ただ理由もなくネクタイを強制する先生の中にただ一人、
「ネクタイがイヤなら校則を破るのではなく校則を変えるようにしろ。」
と、言った先生がいました。
これが本当の教育なんだと思います。
大麻」やったからって、
ただ刑務所に入れて「矯正」(?)したからって、
シャバと刑務所往復するだけですよ。



最後に一つ確認しておきますが、
ここでは「大麻」と、
他の「覚醒剤」や「麻薬及び向精神薬」を、
同様に扱うことを疑問を持っただけであり、
大麻の使用をすすめるものではありません。
現在の大麻取締法に違反し逮捕されるということは、
懲役刑を受ける以外にも、割りに合わない、
非常に強い社会的制裁を受けることになります。
また、言うまでもなく、その他の、
シャブと呼ばれる覚醒剤や、
コカイン、ヘロイン等の麻薬、
シンナー等の有機溶剤の吸引や、
向精神薬等の乱用は、
強い依存性にとりつかれて、
精神に異常をきたし、
被害妄想や幻覚に惑わされて、
本人のみならず、周囲に害を及ぼす、
非常に危険なものであります。
ともかく、
それぞれ理由は異なっても、





ダメ。ゼッタイ。


これは本当です。




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