「江戸の誘惑〜ボストン美術館所蔵肉筆浮世絵展〜」江戸東京博物館 

江戸東京博物館

2006年10月21日(土)〜12月10日(日)
130-0015 墨田区横網1-4-1
博物館公式サイト http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
特別展公式サイト http://www.asahi.com/boston/



シュバルツカッツェさんにこの招待券を二枚頂戴しました。
ありがとうございます。
珍しくかみさんも観たがっているので、
子供も連れて家族揃って行って来ました。
雨がシトシト降っていますが、
この特別展は、明日が最終日。
午後3時に到着。真っ先に特別展に入場したんですが、
人、人、人で、前にも進めぬ大混雑・・・。



係員さんの話によると、再入場はOKで、
土曜は午後5時を過ぎると急激に人が減るそうなので、
いったん退場して常設展に向かいました。




江戸の町並みのジオラマ  
戴いたチケットは特別展・常設展共通観覧招待券。
この博物館は特別展と常設展のチケットが別なので、
なんどか特別展には来ているものの、
常設展を観るのは、開館してすぐに来て以来のことです。
なかなかいいじゃないですか。
うまく江戸と東京が紹介されていると思いますよ。
外国人を連れてきてもいいんじゃないかなぁ。



おおっ、
常設展の「江戸」と「東京」の間の第2企画展示室では、
アラーキーの写真展が開催中。

企画展「荒木経惟 〜東京人生〜」
平成18年10月17日(火)〜12月24日(日)
企画展公式サイト 江戸東京博物館

ただし子連れでは、カラー写真のコーナーには、
入らないほうが無難です。(小さく「お子様注意」表示あり。)



「お父さん、この女の人なんで縛られているの?。」
って、聞かれちゃいますから・・・。




「・・・こういうのが好きな人もいるんだよ。」




さてゆっくりと常設展を堪能し、
6時過ぎに特別展に再入場。
先ほどと比較すれば確かにかなりすいています。




ボストン美術館に所蔵されている、
版画ではない一点物の肉筆浮世絵約80点の、
110年ぶりの「里帰り」です。




唐獅子図   
美しい作品ばかりで見惚れてしまうんですけど、
やっぱり葛飾北斎は飛びぬけて凄いです。
いいっ。
89歳まで生きた、日本が誇るべき大天才。
「画狂老人卍」と称した晩年の絵には、
霊気すら漂っています・・・。





北斎の娘、葛飾応為の肉筆画を初めてみました。
父も認めたというその才能。
確かに目を釘付けにされました。
彼女自身の作品はほとんど現存していないんですが、
この作品を観る限り、
実は晩年の北斎の作品に、
かなり関わっていたんではないでしょうか。
そんな気がします。




あれっ!?。
ぼーっと絵に見惚れていたら、
妻子はとっくに退場しているじゃないですか。




「おーいっ、父ちゃんおいて行く気かぁ〜。」



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