特別展「飛騨の円空 〜千光寺とその周辺の足跡〜」 東京国立博物館 その十二

東京国立博物館140周年 
開催期間 2013年1月12日(土) 〜 2013年4月7日(日)
開館時間 9:30〜17:00(入館は閉館の30分前)
(ただし、3・4月の金曜日は20:00まで、4月6日(土)、7日(日)は18:00まで)
休館日 月曜日
(ただし1月14日(月・祝)、2月11日(月・祝)は開館、1月15日(火)、2月12日(火)は休館)
観覧料金 一般900円 大学生700円 高校生400円 中学生以下無料
※団体割引あり

110-8712 台東区上野公園13-9 東京国立博物館 本館特別5室
博物館公式サイト http://www.tnm.jp/ 
特別展公式サイト http://enku2013.jp/



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東京国立博物館 その → 十一
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飛騨の円空 〜千光寺とその周辺の足跡〜





科博の鯨像



ゾウのおごりでクジラを食べたばかりで、
科博の鯨像にご挨拶をしましたら、
本日のメイン、円空展に東博へやって来ました。




入口の看板




平成館で王羲之展も同時開催中ですが、
書については二人は興味がない様子。
私も小遣い日前なので経済的にパスです。



東京国立博物館本館  円空展入口





そんな珍しく本館での特別展。
本館特別5室を使用。
出展は46品。
どうやらかなり狭いスペースでの展示のようです。
やはりここからは撮影禁止なので、
これまたお土産の絵葉書です。




両面宿儺像




今回の展覧会の象徴的な存在の両面宿儺像。
最晩年の代表作。
日本書紀に登場する朝敵の妖怪ですが、
飛騨では「すくなさま」と敬われる存在。
円空の「憤怒」はなんでこんなに穏やかなんだろう。



如意輪観音菩薩坐像



「あらやだアタシ?えへへ。」
みたいな、吹き出しの似合う如意輪観音菩薩坐像。
みろくと二人"お持ち帰りしたい"話題で盛り上がります。



阿弥陀・薬師・釈迦如来坐像



私が一番萌えたのは、
この阿弥陀・薬師・釈迦如来坐像の左の阿弥陀さま。
この写真では分かり辛いんですけど、
この眉と目の絶妙の離れ具合。
脱力感がなんとも言えず可愛らしくて抱きしめたい。
もちろんセンターの薬師さまもいいよん。
右手の施無畏印と、
薬壺を持った左手の与願印が、
妙に近くて「ちゃお♡」状態。




柿本人麻呂坐像




この柿本人麻呂坐像もいいね。
私はこれ「休日のお父さんのスカシっ屁失敗」にみえて仕方ない。
多分片手にはテレビのリモコンを握ているはずです。




ま、いろいろふざけて書きましたが、
円空仏の素晴らしさは写真ではけして伝わりません。
実際観てナンボの生きているような躍動感がその持ち味なんです。




本館の不動明王立像



さて、特別室を出て、
本館の仏像の仏像コーナーをチェック。



本館の円空作・菩薩立像



おっ、常設展にも円空仏が。
これ、写真撮影OKなのは東博さんの親心か。
('∀`)




リニューアルされた東洋館



最近リニューアルオープンした東洋館をちょっと覗きます。



ガンダーラの如来頭部



ガンダーラ如来頭部。
いや実際のお釈迦様はインドの人ですから、
こんなお顔であったことは間違いないんですけどね。




バシェリエンプタハのミイラ




子供の頃からここに来ると、
必ずチェックしている、
シェリエンプタハのミイラ。
彼がここ東博に来たのは明治三十七年(1904)のこと。
もう百十年近い前のこと。
まぁ彼が生きていた三千年前から考えたら、
一瞬みたいな時間ですけどね。


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