今日はいつもの習志野文化ホールで、
息子達の小学校の音楽祭でした。
いや、正確には「息子達」だけではなく、
毎年かみさんも、PTAのコーラスに出ています。
今年は耳に花さしてムームー着て太鼓叩いて、
「ひょっこりひょうたん島」を唄ってました。
( ̄□ ̄;)!!
長男達4年生は谷川俊太郎の「朝のリレー」の朗読から始まり、
音楽で世界を巡るというもの。
次男達1年生は「日本三大太郎」の簡単な劇と、
童謡と呼ばれるその「主題歌」(?)の合唱です。
知ってます??。「日本三大太郎」?。
岡本太郎、
南州太郎、
俵考太郎や、
ウルトラマンタロウは入っていません。
牛丼太郎、
とっとこハム太郎でも、
キャベツ太郎でもなく、
♪くすりの福太郎 - Smile everyday! -でももありません。
↑
しつこいっちゅーの!!。
正解は、桃太郎・浦島太郎・金太郎です。
この三人のうち、もっとも実在が確実なのは金太郎です。
坂田公時(956-1011)。源頼光の家来です。
このブログにも以前登場した渡辺綱や、
卜部季武、碓井貞光と並び、頼光四天王と呼ばれています。
諸説はありますが、
息子の坂田金平はきんぴらゴボウの名付け親とも言われいるとか。
金太郎。
このお話は、出自のあまりはっきりしない強いお侍さんに、
後で無理矢理作った幼少時代の伝説を、
くっつけたようなもんでしょう。
あの時代、京からみた足柄山なんて、
想像を絶するほどのとんでもない田舎ですから、
「坂田はんはなんであんなに強くなったっやろか。」
みたいな疑問に、
冗談半分に、
「えらい山の中やさかい、熊と相撲でも、とっていたとちゃうか。」
・・・みたいな、ね。
それに比べて他の二人の太郎達。
なんにもないこところから、
生み出したストーリーとは思えませんよね。
桃太郎は、桃から出てくるところが、
宇宙からのシェルターを想像させます。
かぐや姫の竹も同じですが、
この二人は、凄い速さで成長するんですよね。
シェルターに入るためになんらかのスリープ状態から、
覚醒するのを表現したのではないの、これ。
また、鬼が島にいたのは、
漂流した外国人だったのではないでしょうか。
鼻が高く半裸で日焼けして真っ赤になった白人は、
赤鬼にも見えるでしょうし、
黒い馬を「アオ」と呼んでいた昔の人々であれば、
黒人を青鬼と呼んでも納得が出来ます。
浦島太郎が行ったのは、あれ海ではなくて宇宙ですよねぇ。
亀はもちろんUFO。
本当は亀の中に入って、超光速で宇宙に行ったんですよ。
(亀の背中で、水中で息が出来るのおかしいもんねぇ。)
それで、太郎は年をとらずに、未来に帰って来た。
しかし、相対性理論が出来る何百年も前に、
こんな話は作れないでしょ、普通。
このオヤジ、
子供の音楽祭を観ながら、
なに、おとぎ話に、自分の世界の想像を馳せているんだか。