「江戸天下祭」って

江戸天下祭のメインゲート





我が職場、日比谷。
その中心である日比谷公園をメイン会場に、
千代田区が主催となって、
明日、明後日と、
江戸天下祭が行われるそうです。
日比谷公園はその準備で大騒ぎ。




公式サイト → http://chiyoda-days.jp/edotenkamatsuri2007/index.html




明日、9月29日(土)は、
各地から、山車や神輿が集まって、
日比谷公園から、丸の内仲通りを通り、
元の江戸城内である皇居前広場へと巡行します。




公式パンフのような読売新聞PR版をみると、
山車や神輿のご祭神も様々です・・・。
主なところを挙げれば、



素戔嗚尊
神武天皇
徳川家康
東郷平八郎
牛若丸、
弁慶、
弁財天、
張飛、、、等々と、




何でもありの様相です。
とっても面白そうで、
是非、観てみたいお祭りなんですが、
残念ながら、私は明日は、
「天下祭」ならぬ「徒歩祭」(?)・・・。
さっさと寝て、明日に備えねば・・・。




→ 「習志野街めぐりウォーキングフェスタ!」に参加するぞ




そもそも「天下祭」とは、
「御用祭」とも呼ばれた、
「江戸総鎮守」神田明神神田祭と、
「江戸郷総氏神」山王日枝神社山王祭の事を言います。




過去の関連記事。
→ 山王日枝神社
→ 神田神社(神田明神)




江戸時代、
この両社の、
この二つのお祭りは、
共に江戸城を守護する神社として、
将軍家からも篤い信仰を受け、
両祭の山車は江戸城内に入城し、
将軍の御前へと拝謁する事が許されていたことから、
「天下祭」と呼ばれました。
だから、なにもそんなに、
色々とご祭神を集合させなくても、
この二社の山車や神輿があればいいのにねぇ〜。





しかし、ともかく千代田区が主催のこちら、
ちょっと、小うるさい識者に言わせれば、

憲法20条
三、国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

政教分離」に抵触してしまうのではないかと、
他人事ながら心配です。
まあこれ、
それを訴える千代田区民がいればというの話ですが。




にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ ← 二つのランキングに参加中。
人気ブログランキングへ ← どちらも応援クリックをお願いします。