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- 出版社/メーカー: セディックインターナショナル
- 発売日: 2009/03/18
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当社の「歩く脂肪の視聴覚室」、
「肉弾動画ハンター」こと馬油に、
このDVDを貰いました。
- 作者: 青木新門
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1996/07/01
- メディア: 文庫
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→ 「納棺夫日記」
原作というか、
原案となったこの本は、
その著者の死生観や、
独自の哲学が描かれていましたが、
この映画にはほとんどそれはありません。
確かにとても奇麗にまとめられており、
映画としては一定の完成をしています。
まあ、西洋の土葬の文化圏の方々が、
火葬の日本人のこういう風習に興味を持ち、
第32回モントリオール世界映画祭グランプリ、
第81回アカデミー賞外国語映画賞受賞も、
なるほど理解できないこともありませんが、
当のこの日本に於いて、
最近この映画のせいか、
この葬祭の業界に、
就職・転職希望者が増加しているそうです。
その業界にしてみても、
この映画のおかげで、就労応募者が増えたり、
その業界に対する偏見を減らすことが出来たのは
とても喜ばしいことなのかもしれません。
しかし「この映画を観て感動したから就職したい。」なんて、
いやいや、そんなに甘い世界じゃないですよね。
私の勤めるこの業界も、
多少その業界とのお付き合いもあるので、
実際そこに勤める方々の、
多くの苦労話やエピソードを聞きました。
やり直しの出来ない、その故人の、
人生最後の儀式を執り行う仕事ですから、
その責任は重大です。
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