西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

中井出世不動尊

*1
宗派 ?
本尊 円空不動明王三尊像
161-0032 新宿区中落合4-18-16




→ 「円空」関連の記事




訳を話せばかなり長くなりますが、
ここに書いてもまったく面白くない話なので省略致します。
とにかく、いろいろとありまして、神田分園の"昼の朝礼"の後には、
落合の不動産屋さんを訪れなければならない状況とあいなりました・・・。




訪れた先は中落合ですが、最寄の「中井駅」という名前を聞き、
この近くに都内唯一の円空仏があることを思い出しました。




中井出世不動堂   新宿区教育委員会の案内板
 


一方通行ばかりの住宅街の真ん中に、
ひっそりと佇む中井出世不動堂。
新宿区教育委員会の案内板を読むと、
そもそもは幕末にこの近くの中井御霊神社の中に、
不動堂として祀られていたそうですが、
神仏分離後、明治の後期にこちらに移されたものだそうです。




堂内  堂内のご本尊の写真



残念ながらお不動さまのご縁日、
毎月28日午後のみのご開帳のようで、
普段はこの通り覗き拝むことも出来ません。
「堂内での写真撮影」は禁止とありますが、
「堂外からの写真撮影」ならはOKですよね?!。
堂内にあったご本尊の写真を撮影しましたが、
残念ながらちょっと不明確。
他のサイトのこちらの写真をご覧下さい。




→ 円空作不動明王三尊像



でもねぇ〜、他の仏師の仏像ならともかく、
円空さんの仏像を秘仏にするって、
なんだか円空さんの遺志に反しているのではないでしょうか。



円空さんが、生涯を賭して、
12万体ともいわれる仏像を彫ったのは、
庶民がいつでも身近に合掌出来る仏様を、
世に多数残したかったはずなんです。



にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ ← 二つのブログランキングに参加致しております。
人気ブログランキングへ ← よろしかったら応援クリックをお願い致します。

*1:この不動堂は厳密に言えば寺院ではありませんが分類上【他の寺院】とさせていただきます。