「藁の楯」(講談社文庫)

昨日に続きまして、
今日も読書ネタをもう一本。
昨日は最初とっつきにくかったものの、
意外に面白かった「震える牛」を書きましたが、
今日は逆に最初グイグイ引き込まれたものの、
読み終えてサイテーだった作品です。




藁の楯 (講談社文庫)

藁の楯 (講談社文庫)



二人の少女を暴行して殺した最低の犯罪者。
富豪の遺族がこの犯罪者に十億円を値がつけて、
四方八方から命が狙われる最悪の状況下。
福岡から東京まで護送する五人の警官。
ちょっと設定は違うけど
そんな映画あったよね。
確かこれ。。。
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まぁ所詮パクリ話かもしれないけど、
バイオレンスの表現力には、
なかなかリーダビリティがあって、
肝心のオチが気になって一気に読み終えてみれば、
最後はとっても残念な尻切れトンボでがっくり。。。
ここで初めて気付いたんだけど、
この作家「木内一裕」さんって、
あのヤンマガの『BE-BOP-HIGHSCHOOL』の、
きうちかずひろ」さんやんか。
あのマンガはやっぱりサイテーだった。
最初はケンカと抗争のまとも(?)なヤンキーマンガでしたが、
途中から登場人物数人の胸から上だけのコマの使い回し。。。
あれでコミック48巻と映画を何本も作ったんだから、
ある意味スゲー作品だったけどね。。。




「藁の楯」(講談社文庫)+映画宣伝帯





映画といえば、この小説も映画化されて、
国際映画祭では賛否があったようですね。
しかし、この文庫の映画宣伝用の帯。
カバーと全く同じ大きさに作られて、
ご丁寧にオリジナルの装丁の一部をトレースまでしてる。。。
なんかイヤな風潮だな。これ。




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