「砂の王国」【上・下】(講談社文庫)




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昨日は眉二郎訪問の後に、
幕張で、プリウスのレザーシートカバーと、
いつものアウトレットで新しいコートを購入しますた。




プリウスのシートカバー  作業中のプリウス



次男にバイト代千円を支払って下請け依頼した、
シートカバーの取り付けですが、
意外にもなかなか難しくて大変で日没終了。。。




前席  後席



今朝は、長男も新たに雇い入れて、
三人かがりの大騒ぎでどうにかやっとこさ装着完成。
ジャロに訴えたくなるほどに、
見本とは大違いのシワシワヘンテコな様相ですが、
雇入れ主としては、職人二人を打ち上げ祝いに、
彼らの大好きな"くら寿司"へと招待。
そんな訳で日曜に珍しく、
貯金の読書ネタで失礼します。。。




砂の王国(上) (講談社文庫)

砂の王国(上) (講談社文庫)

砂の王国(下) (講談社文庫)

砂の王国(下) (講談社文庫)





荻原浩さんの文庫化最新作は、
大手証券会社勤務のエリートから、
妻に捨てられ、会社をリストラされて、
ついにはホームレスに転落した主人公が、
極貧の中で辿り着いた公園で出会った、
インチキ占い師と、美形のカリスマホームレスと、
新興宗教を創設して、自分をはじき出した、
現代社会への逆襲を計るというストーリー。
とにかく、このホームレスの描写のリアリティが圧倒的で、
鳥肌が立つようなリーダビリティ。
今まで何度か、ヘロヘロで出勤する時なんざ、
昼間からダンボールの上で寝ている、
ホームレスを羨ましく思ったこともありましたが、
それはとんでもない誤解でした。。。
(´;ω;`)




いつもはコメディタッチの軽快なノリがウリの荻原さんだけど、
今回はそれを封印して社会派に特化した問題作。
デビュー当時から応援している作家さんで、
幾度もの直木賞ノミネートにも注目していましたが、
この作品をもってしても、直木賞はダメでしたか。。。
もうちょっと起承転結の"結"がしっかりしていればねぇ〜。。。







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