「政と源」(集英社オレンジ文庫)



→ 「神去なあなあ日常」(徳間文庫)
→ 「神去なあなあ夜話」(徳間文庫)
→ 「まほろ駅前多田便利軒」(文春文庫)
→ 「まほろ駅前番外地」(文春文庫)
→ 「風が強く吹いている」(新潮文庫)
→ 「光」(集英社文庫)
→ 「星間商事株式会社社史編纂室」(ちくま文庫)
→ 「木暮荘物語」(祥伝社文庫)
→ 「舟を編む」(光文社文庫)
→ 「三浦しをん」関連の記事









さて、お久しぶりの、
三浦しをんさんの最新文庫化作品は、
架空の下町、墨田区Y町を舞台にした、
七十三歳の幼なじみ、
定年後の銀行員・国政と、
つまみ簪職人・源二郎の二人の人情譚。




→ 「三匹のおっさん」シリーズ





どこか有川浩さんの、
「三匹のおっさん」に似ているけど、
それにはなかった、
主に国政の目線の、
会社人生や老いの悲哀や、
結婚生活や子育ての、
無情が織り込まれていて、
その途上にあるワタシとしては、
なんとも複雑な気持ちになります...。
三浦しをさんは、なんでこんなに、
男の友情が理解出来るんだろうか。。。
・・・続編の文庫化が待ち遠しいデス。