西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

渡良瀬遊水地(谷中湖)サイクリング ~日本唯一平地三県境~

体験活動センターわたらせ
開館時間 9:30~16:00
入館料金 無料
休館日 月曜日*1
323-1103 栃木市藤岡町内野




渡良瀬遊水池 中央エントランス  渡良瀬遊水池中央エントランス駐車場




さて予定が大きく狂いまして、
そもそものチャリで走る目的地であった。
渡良瀬遊水地」、
渡良瀬遊水地」=「谷中湖」の、
中央エントランスに、
午後一時近くになりトウチャコしました。
まずは駐車場にゾウのプラドを停めて、
チャリを二台出しまして、
前輪を装着して組み立てます。




渡良瀬遊水池中央エントランス  赤城山・日光白根山・男体山



遥か彼方に、白い雪を被った、
赤城山日光白根山男体山が見えます。



渡良瀬貯水池の案内  自転車等利用者へお願い



本来は渡良瀬貯水池の中に入り、
チャリで周回する予定でしたが、
まずはゲートを通らずに、
この中央エントランスの、
すぐ近くにあるという、
観光スポットを目指します。



渡良瀬遊水地とマイチャリ


天気は最高。
気温も朝よりは少し上がって、
チャリにはもってこいのシチュエーション。



三県境の案内  三県境



で。やって来たのは、
こちら「さんぽで三県!!三県境。」
埼玉県加須市
群馬県板倉町
栃木県栃木市
の、境界になります。



三県境  三県境




三つの県で構成される一ヶ所の県境、
「三県境」は全国に40ヶ所以上あるそうですが、
歩いて三歩で回れるのは、
日本でここが唯一とか。




三県境近景  三県境標  




しかし、ホントになんもない、
田んぼの真ん中の境界線。
こんなになんもない観光地も、
他になかなかないでしょう。



三県境をまたがるゾウとチャリ  三県境をまたがるワタシとチャリ



本人は群馬、
チャリの前輪は埼玉、後輪は栃木と、
三県境をまたがるゾウとチャリ、
ワタシとチャリの記念撮影。




三県境をまたがったマイチャリ




チャリ一台が三県をまたがることも、
なかなかあることではありません。



3歩で三県境を回るゾウ氏1
3歩で三県境を回るゾウ氏2
3歩で三県境を回るゾウ氏3




実際に3歩で三県境を回る、
ゾウ氏(49)お嫁さん募集中。




さんぽで三県記念スタンプ




記念にスタンプを頂戴しました。








渡良瀬遊水池 中央エントランスのゲート  西橋を渡り谷中湖中央へ




さて三県境から、
渡良瀬遊水池の南西、
中央エントランスに戻りまして、
ゲートを跨いで中に入ります。
まずは南西の中央エントランスから、
西橋を渡ってハートの中央へ。






谷中湖を走る  谷中湖を走る




谷中湖の中は道路の舗装も最高で、
車もバイクも走ってないので、
もう最高のチャリ環境。
こりゃ多くのチャリダーが集まる訳だ。



渡良瀬遊水地ウォッチングタワー  閉鎖されていた渡良瀬遊水地ウォッチングタワー



ハートの南西から、
直線で北東に突き当たり、
そのまま反時計回りに北へ。
北の直線道路の左手、
渡良瀬遊水地ウォッチングタワー」
に、昇ってみるも、
なんと階段の途中で閉鎖されていました。
おい、なら階段下に、
閉鎖してるって書いてよ、もう。




閉鎖されたいた北のゲート  谷中湖を西に進む



ハートの真北のゲートも閉鎖ちう。
仕方ないので来た道を南に戻り、
ハートを更に反時計回りで西へ。



展望台




こちらの展望台は上まで昇れそう。
この2/3の高さまで、
洪水時には水が貯まるのか。
スゲェ~な、さすが日本最大の遊水地。




展望台から見た谷中湖  展望台に佇むゾウ氏(49)




展望台から見た谷中湖。
そして遠くの山々を眺めて佇む、
ゾウ氏(49)お嫁さん募集ちう。



頼母子横穴墓群




さて、ハートの谷中湖を、
西の北エントランスから出て、
群馬県板倉町の古墳、
「頼母子横穴墓群」を目指します。




頼母子横穴墓群の案内  頼母子横穴墓群




民家とその家の畑とおぼしき間の、
段差にある頼母子横穴墓群。
現存する横穴は二つありますが、
もう崩れてしまいそうで、
立入が制限されています。




→ 頼母子横穴墓群





さらに北上する  旧谷中村合同慰霊碑の案内




さて頼母子横穴墓群から北に農道を進むと、
旧谷中村合同慰霊碑の案内がありました。
あの田中正造の直訴で有名な足尾鉱毒事件の、
鉱毒を沈殿させて無害化することを目的に、
作られたこの渡良瀬遊水池。




旧谷中村合同慰霊碑




その為に廃村となった谷中村の、
墓地を集めて納骨堂を兼ねた慰霊碑が、
昭和四十八年(1973)に建立されました。



慰霊碑  移設された墓石




中央に立体的な囲いの中に慰霊碑があり、
コの字に囲まれた塀に、
移設された墓碑が組み込まれています。
幕末期の農民のものと思われる墓石が多くみえました。




渡良瀬遊水地調整池化工事殉職者慰霊碑



旧谷中村合同慰霊碑に向かい合ってあるのは、
渡良瀬遊水地調整池化工事殉職者慰霊碑」。
工事で亡くなった方々の慰霊碑です。




渡良瀬遊水地沿いを北上する  栃木市渡良瀬遊水地ハートランド城


さて更に渡良瀬遊水地沿いを北上すると、
なんやよくわからん、
栃木市渡良瀬遊水地ハートランド城」
が、ありますが、
御多分に漏れず、
年末年始のお休みちう。



→ 栃木市渡良瀬遊水地ハートランド城 - 栃木市ホームページ




渡良瀬川に出た  渡良瀬川




更に北に進むと、
渡良瀬川に出ました。
あの渡良瀬橋を、
ずっと下るとここに出るんだね。
makoto-jin-rei.hatenablog.jp
makoto-jin-rei.hatenablog.jp




立入禁止・通行止め  渡良瀬川沿いを戻る



しかし渡良瀬川沿いを南下するも、
すぐに立入禁止・通行止めになり、
仕方なく来た道を戻りました。



野鳥撮影のカメラ




さて駐車場に戻る手前、
谷中湖の北の葦原の中を走っていると、
多くの野鳥撮影カメラマンが車を停めて、
巨大な望遠レンズの一眼レフの、
三脚を立てていました。
オオタカハヤブサ
コミミズクを狙っているようです。




中央エントランス前の駐車場に戻る  中央エントランス前から見た夕陽




中央エントランス前の駐車場に戻りました。
距離は全然短かったけど、
変化に富んだ楽しいサイクリングでした。








行程図
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走行距離 24.30km
平均時速 17.1km/h
最高速度 32.3km/h
走行時間 1:25.07
獲得標高 80m
消費カロリー 627cal

*1:月曜が祝日の場合は翌日、月・火曜日が祝日の場合はその翌日が休館日。年末年始・12月29日~翌年1月3日