283-0068 東金市東岩崎1-20 東金中央公園内
さて、高田郁さんの小説、
「あい 永遠に在り」を読んで、
すっかり関寛斎プチマイブームの私。
評伝 関寛斎 1830-1912 〔極寒の地に一身を捧げた老医〕
- 作者:合田 一道
- 発売日: 2020/05/27
- メディア: 単行本
蔵書にあった、
司馬遼太郎「胡蝶の夢」
を、読み直すと同時に、
生誕150年を記念して刊行された
この「評伝・関寛斎」等を購入し、
毎日読み漁っておりますが、
それらの感想はまた改めて後日。
今日は夕方から、
天気が崩れるそうなので、
チャリは止めておきまして、
ちょっくらPCX150で、
関寛斎夫妻の故郷、
東金のゆかりの地を、
探訪してみようと出発しました。
まず最初にやって来たのは、
元は東金小学校だったという、
東金中央公園です。
この東金中央公園のど真ん中に、
関寛斎の胸像、
「関寛斎翁之像」があります。
故郷の銅像ではありますが、
この容姿はおそらく、
晩年の姿と思われます。
北海道陸別町には、
鍬を持った全身銅像があるのに、
胸像というのも寂しいですね。
銅像台座左側面には、
その略歴と顕彰の所以が、
顕彰会代表者・鈴木勝文氏の撰文、
東金名誉市民・能勢剛氏の書で、
刻まれています。
台座裏面には、
銅像台座右側面には、
北海道移住直前に、
金婚祝賀会で詠んで書にした、
自作の漢詩が記されています。
人生百歳期
七十是中途
老健旦休怪
天真保我躯
人生百歳ヲ期ス
七十是レ中途ナリ
老健シバラク怪シムヲヤメヨ
天真我ガ躯ヲ保ツ
ああ、だから晩年の姿なのか。
銅像の左後ろに、
やはり寛斎の略歴を記した、
東金市教育委員会が、
平成二十一年(2009)に設置した、
案内板がありました。
ここに「生家吉井家」●面足神社、
製錦堂跡●常覚寺の地図があったので、
これを参考にしながら次を目指します。
#関寛斎翁之像 #関寛斎の生家 #面足神社 #常覚寺 #関家墓 pic.twitter.com/LWWTEixMZd
— makoto-jin-rei@元・【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】 (@makotojinrei) 2021年4月25日