関寛斎翁之像 ~東金・関寛斎ゆかりの地探訪ツーリング①~

283-0068 東金市東岩崎1-20 東金中央公園内








さて、高田郁さんの小説、
「あい 永遠に在り」を読んで、
すっかり関寛斎プチマイブームの私。


ja.wikipedia.org





蔵書にあった、
司馬遼太郎胡蝶の夢
を、読み直すと同時に、
生誕150年を記念して刊行された
この「評伝・関寛斎」等を購入し、
毎日読み漁っておりますが、
それらの感想はまた改めて後日。
今日は夕方から、
天気が崩れるそうなので、
チャリは止めておきまして、
ちょっくらPCX150で、
関寛斎夫妻の故郷、
東金のゆかりの地を、
探訪してみようと出発しました。




東金中央公園とPCX150



まず最初にやって来たのは、
元は東金小学校だったという、
東金中央公園です。



東金中央公園の関寛斎翁之像



この東金中央公園のど真ん中に、
関寛斎の胸像、
関寛斎翁之像」があります。



関寛斎翁之像  関寛斎像1
関寛斎像2  関寛斎像3



故郷の銅像ではありますが、
この容姿はおそらく、
晩年の姿と思われます。
北海道陸別町には、
鍬を持った全身銅像があるのに、
胸像というのも寂しいですね。



銅像台座左側面



銅像台座左側面には、
その略歴と顕彰の所以が、
顕彰会代表者・鈴木勝文氏の撰文、
東金名誉市民・能勢剛氏の書で、
刻まれています。



銅像台座裏面



台座裏面には、

関寛斎翁生誕百五十年記念
 昭和五十五年十二月建立
  関寛斎顕彰會


銅像台座右側面


銅像台座右側面には、
北海道移住直前に、
金婚祝賀会で詠んで書にした、
自作の漢詩が記されています。

人生百歳期
七十是中途
老健旦休怪
天真保我躯

人生百歳ヲ期ス
七十是レ中途ナリ
老健シバラク怪シムヲヤメヨ
天真我ガ躯ヲ保ツ


ああ、だから晩年の姿なのか。



関寛斎像の案内板



銅像の左後ろに、
やはり寛斎の略歴を記した、
東金市教育委員会が、
平成二十一年(2009)に設置した、
案内板がありました。



案内板の地図



ここに「生家吉井家」●面足神社、
製錦堂跡●常覚寺の地図があったので、
これを参考にしながら次を目指します。