関寛斎の生家 ~東金・関寛斎ゆかりの地探訪ツーリング②~

祭神 面足尊・惶根尊
283-0021 東金市東中934







関寛斎像のあった東金中央公園は、
JR東金駅近くの市役所の隣でしたが、
ここから片貝海岸方面を目指して、
東金市内を西に向かいます。




関寛斎の生家とPCX150  「関寛斎の生家」案内板



関寛斎の生家である吉井家です。
関寛斎は文政十三年(1830)に、
父・吉井佐兵衛、母・幸子の、
長男として生まれますが、
寛斎が二歳四ヶ月の時に、
母が病死してしまいます。
しばらくして父は後添えを迎え、
寛斎は八歳の時に、
生母の姉にあたる、
伯母の年子の嫁ぎ先の、
関家の養子となります。



関寛斎の生家全景  関寛斎の生家



寛斎が過ごしたのは、
わずか八年という短い間ですが、
寛斎はほとんど記憶にないはずの、
生母の面影を追い続けていますので、
ここは大切な思い出の、
場所であったはずです。



吉井家の表札



今も「吉井」家の表札が、
しっかりとありました。



関寛斎生家前の水田




寛斎の幼い時代には、
砂地の湿地帯で、
作物の収穫量が少なく、
貧しい集落だったそうですが、
今は一面に水田が広がっています。