西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

【関東第二十六番】五智山 遍照院 總持寺 ~西新井大師不動堂~

宗派 真言宗豊山派
本尊  十一面観世音菩薩、弘法大師
123-0841 足立区西新井1-15-1
公式サイト https://www.nishiaraidaishi.or.jp/






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西新井大師とレブル1100



皿沼不動・永昌院から、
五色桜通りを進み、
尾久橋通りに右折して、
環七北通りに左折。
西新井大師の裏門に出ました。
出入口にいた係員の方に、
バイク駐輪場を尋ねると、
本堂脇と停めてよいと言われて、
お言葉に甘えます。
足立区民だった頃には、
度々お参りした西新井大師ですが、
何年ぶりのお参りだろう。
妻の大厄の後厄参り以来だから、
おそらく18年ぶりの参拝です。




山門  阿吽の金剛力士


さて、一旦境内の外に出て、
山門から改めて入り直します。
山門は江戸時代後期の建立。
両脇に阿吽の金剛力士像を祀る仁王門。。



本堂




昭和四十七年(1972)落慶の本堂は、
ご本尊の十一面観音と弘法大師を祀ります。
今回は不動霊場巡礼なので、
こちらはご挨拶のみで失礼致します。
コチラの縁起は、弘法大師空海が、
関東巡錫の途中に西新井を通った際に、
本尊の十一面観音を彫って、
天長三年(826)に建立したと伝えられています。
その弘法大師によってもたらされたとされる、
加持水の井戸が西新井の名の由来です。
実際、空海は関東巡錫はしていないと思いますが、
おそらくそれに準ずるような高僧が訪れて、
観音像を彫り井戸を掘ったのかもしれません。



不動堂



こちらの不動堂が今回の札所ですが、
こちらも残念ながら非公開。。。



三匝堂



この朱塗りの三匝堂は、
明治十七年(1884)建立の足立区指定文化財
都内に残る唯一の栄螺堂なんですが、
こちらも現在は内部非公開。
そうそうコチラは、
国宝・重要文化財を多く所有するんですが、
ほとんど非公開や、
東京国立博物館委託なんだよねぇ。
宝物殿を作って公開してほしいなぁ。



御朱印所



なんとご朱印所は、
賽銭箱に自分でお金を入れて、
ご自由にお持ちください状態。
過去にこのような形態は見たことがありません。




第26番朱印




無事、ご朱印を頂きまして、
今日はこの辺で切り上げて帰宅しましょう。