「死は存在しない 〜最先端量子科学が示す新たな仮説〜」(光文社新書)

公式サイト https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334046309




かつて、「死後」について
このように語った本が
あっただろうか
この宇宙のすべての情報を
記憶する
「ゼロ・ポイント・フィールド」
そこから
この壮大な物語は始まる
‐人類数千年の謎 その答えを求め‐

「目次」
序 話  この本を手に取られた、あなたへ
第一話  あなたは、「死後の世界」を信じるか
第二話  現代の科学は「三つの限界」に直面している
第三話  誰もが日常的に体験している「不思議な出来事」
第四話  筆者の人生で与えられた「不思議な体験」
第五話  なぜ、人生で「不思議な出来事」が起こるのか
第六話  なぜ、我々の意識は「フィールド」と繋がるのか
第七話  フィールド仮説が説明する「意識の不思議な現象」
第八話  フィールド仮説によれば「死後」に何が起こるのか
第九話  フィールド内で我々の「自我」(エゴ)は消えていく
第一〇話 フィールドに移行した「我々の意識」は、どうなるのか
第一一話 死後、「我々の意識」は、どこまでも拡大していく
第一二話 あなたが「夢」から覚めるとき
終 話  二一世紀、「科学」と「宗教」は一つになる

死後、我々はどうなるのか。「肉親」と再会できるのか。
「前世の記憶」「輪廻転生」は、全くの迷信なのか。
なぜ、「最先端の科学の知見」と「最古の宗教の直観」が一致するのか。

この本を読み終えたとき、あなたの人生が変わる。


死とはなにか、私とはなにか。
人生はまさに一瞬の夢。
死とはその夢から覚めること。
一見、スピリチュアル系の新書にも見えますが、
この本の内容は全く違います。
最先端量子科学が示しているかどうかは微妙で、
著者自身の体験談や映画・小説等の引用に、
やや強引な一面も無きにしも非ずですが、
多くの宗教の教えに対して抱いていた疑問点が、
この「ゼロ・ポイント・フィールド」仮説で、
説明出来ることに大変驚きました。
この「ゼロ・ポイント・フィールド」は、
まさに般若心経の「色即是空」そのものであり、
聖書の「光あれ」そのものなんです。
長年疑問だった「アカシックレコード」、
「アカーシャ」もまたまさにこれなんだなぁ。
この本で逆に仏教の凄さを思い知りました。




とても面白かった。
かなりお薦めです。
☆☆☆☆☆