国立科学博物館 産業技術史資料情報センター (移転) 

第一回〜技術の歴史を未来に生かす〜
「未来技術遺産 登録パネル展」
103-0022 中央区日本橋室町2-1-1 三井本館5階
公式サイト http://sts.kahaku.go.jp/




今日は日本橋の事業所で、
一年に一度の年俸更改の条件提示の日であります。
"年俸"と聞けば、まるでプロ野球選手のようで、
ちょっとかっこよく聞こえますが、
要はちょいと世間体のいい"契約社員"のようなもの。
プロ野球選手と違い"サインの留保"なんて手段はなく、
応じるか、辞めるのか。 To be or Not to be.
と、いうまるでハムレット





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会津の「赤べこ」のように風に吹かれて、
ただただ上下に頷いていただけの私です。




三井本館





そんな訳で、神田と日本橋を徒歩で二往復。
この三井本館前を通りかかると、
今までまるで見かけなかった、
国立科学博物館 産業技術史資料情報センター」という、
案内が出ています。
三井本館といえば、現在では主に、
中央三井信託銀行日本橋営業部でありますが、
元々は三井財閥の本拠地であり、
団琢磨血盟団事件で暗殺された三井銀行本店でもあり、
三井物産本社、三井鉱山本店でもあった
国の重要文化財に指定された建築物。
最近では三井記念美術館もここに設けられています。
そちらは入場料が千円以上・・・。
近く道教の特別展が行われるようなので、
また改めてレポートしますが、
今日はこちらの「入場無料」に惹かれて、
5階のこの国立科学博物館分室に行ってみました。





国立科学博物館 産業技術史資料情報センター 




このビルに入れるだけで価値があるなぁ。
内部は奇麗にリフォームされていますが、
所々に当時の三井財閥の底力を感じさせる造形がそこかしこ。
五階のわずかなスペースの一室にこんなコーナーがありました。





国立科学博物館 産業技術史資料情報センター内 




係員も何もいません。
センサーで、ただ、
「いらっしゃいませ。」
「ありがとうございました。」の、自動音声。
写真撮影の可否もなにもないので、
携帯で撮影させて戴きました。




独立行政法人 国立科学博物館が、
電子機器・化学工業などの産業分野の中から、
VTR技術・第1世代コンピュータなどの技術分野について、
23件の重要科学技術史資料を選定して登録したものを、
パネル展示したものです。
平成20年10月9日(木)から平成20年11月3日(月)まで、
に、上野の本館の地球館2階で開催していたものと同じようです。
なぜ、ここに、こんな展示が・・・。
ちょっと疑問が残ります。



カシオミニ




また、その23件はほとんどパネル展示のみですが、
この電卓普及機となったカシオミニと、
レジスター、VHS方式家庭用ビデオの三点のみ実物展示がありました。
そうそうカシオミニって、これうちの実家にありました。




我が家は商家でもなんでもなく、
新しい物好きの父親が、
私が幼少の頃、何の必要も無いのに、
こんな電卓を突然買って来て、
母親から顰蹙をかっていたことを思い出しました。




厚さが数cm以上もあり、十万円近くもした
世界初のカシオのデジタル腕時計も買った来た父親です。





G-SHOCK → 




私のカシオ好きの遺伝子は、
この父親からの継承であると、
今日、改めて気付きました。






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