西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

烏森神社

烏森神社

祭神 倉稲魂命 天鈿女命 瓊々杵尊
105-0004 港区新橋2-15-5
公式サイト http://plaza.rakuten.co.jp/karasumorijinja/




酔いどれサラリーマンの聖地、新橋駅前。
通称、SL(機関車)前広場は、
飲んでふらふら歩いていれば、
たちまちテレビカメラとマイクに追われ、
運が悪ければ、赤ら顔で訳の分からない、
政治や社会へのコメントをするという醜態を、
全国放送されてしまう危険を孕んだ、
デンジャラスなゾーンです。
かくいう私も二、三度追われたことがありますが、
ライオンから失せるシマウマのように、
ジグザグに走り逃げることに成功しました。




この新橋駅SL(機関車)前広場側口を、
正式には「烏森口」と呼びます。
これはこの神社があるからに他なりません。




天慶三年(940)の平将門の乱の頃に、
ムカデ退治で有名な藤原秀郷(俵藤太)が、
この神社に戦勝祈願したとも、
その時に勧請したといわれています。




伝説では藤原秀郷が、
武州のとある稲荷に戦勝を祈願したところ、
稲荷の使いの白狐がやってきて、
白い矢を与えられ、
この矢をもって乱を鎮めることができたので、
秀郷はお礼に一社を勧請しようとしたところ、
夢にその狐が現われて、
烏の群がる所が霊地だと告げられたそうです。
夢の通り、烏が森に群がっていたので、
それがこの神社となったといわれています。




現代の新橋・・・。
スナック、小料理屋、烏森神社、バー、居酒屋・・・って、
感じの雑踏の中に、
鉄筋コンクリートの社殿はひっそりと佇みます。




特筆すべきはこの変わった「鳥居」です。
こんな合体ロボの翼のような鳥居は、
他でみることはありません。




「鳥居マニア」は是非一度ご覧ください。
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いるかぁ〜!?



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