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次男がはやりのウィルスによる嘔吐下痢症に罹ったようです。
とっても元気なんだけど、さすがに外出は出来ません。
「お父さん一人で出掛けてくれば・・・。」てな訳で、
ポイントカードも貯まっていて、ちょうど一回分タダなので、
昨日から気になっていたこの映画を観に一人で出掛けました。
客入りはあんまりよくないようです。
・・・ガラガラでした。
キムタクファンのおばさんと、
藤沢周平ファンのおじさんばかり。
年齢層は高いです。
どうも私、木村拓哉さんの真面目な演技を、
見慣れていないもんですから、
主人公が失明をする前の序盤の部分は、
SMAPのコントに思えてて仕方がない・・・。
奥さん役の檀れいさんもとっても美人でいいんですが、
なんだか、木村拓哉さんより全然お姉さんに見えちゃいました。
だけれど、失明後からの中盤からは知らず知らずのうちに、
余計な感想は消え、
ずっぽりと内容に引き込まれてしました・・・。
木村さんの殺陣もたいしたもんです。
よほどの剣の手練れのもんじゃなきゃ、
あれだけの形にはならないでしょう。
これ以上はネタバレになるので書きませんが、
この映画、、、
かなりいいです。
またまた泣かされました。
坂東三津五郎さんの敵役。
鳥肌が立つほど「厭な奴さ」が滲み出ていてさすがです。
どうなんでしょうこの映画。
その本当の良さは、
ある程度の期間、結婚していないと分からないかもしれません。
夫婦で一緒に観ることを勧めます。
しかし山田洋次監督は、
藤沢周平作品のエッセンスをうまく使って、
それぞれ違う味わいの、いい三部作を作り上げたもんでがんす。
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