- 作者: 早坂隆
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/01/01
- メディア: 新書
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どうも私が苦手なのは、
あの「ジョーク」っていう例え話。
なんだか、得意気に、
アメリカンジョークを上手く使う奴なんて、
ほとんど嫌な奴ばかりじゃないですか・・・。
ともかくジョークってもんに、
私は心から笑うことはないんですけど、
確かに良く出来たジョークには、
「笑い」よりも、「納得」してしまいます。
みんなが感じている「〜観」が一致しなければ、
ジョークは成立しませんからね。
この本は、世界各国で言われている、
日本人に対するジョークを集め、解説したものです。
「おうよっ!それが日本人でぃ、てやんでぃ。」って、
むしろ、誇りに思えるものや、
「そんなつもりはないんだけどそんなふうに思ってたの・・・。」
みたいなものまで多種多様、
かなり「納得」してしまいます。
別の意味で鼻で笑いました。
でもかなり面白いです。
この本に載っている、
このブログにふさわしい、
ジョーク(?)を一つ紹介。
●ミステリー
日本とはやはり神秘の国である。
神道の信者が約一億五〇〇万人。
仏教徒が約九五〇〇万人。
そして、「あなたの宗教は?」との質問に、
約半数が「無宗教」と答える。
では、日本国民はいったい何人いるのだろうか。
約四億人? そう、前述の数字から類推すれば、
当然そう答えるだろう。
しかし、驚くなかれ、
日本の人口は、一億三〇〇〇万人だというのである。
あなたはこの、ミステリーを信じることができるだろうか。
これ、ジョークですか?。
こんなの日本人にしてみれば当然の事実ですよ。
だって日本中の宗教法人がいう、
「うちの信者の数」を全部集め足したら、
これ確実に、地球の総人口よりも多くなりますよねぇ。(笑)