187-0022 小平市上水本町1-25-31
公式サイト http://www.city.kodaira.tokyo.jp/facility/gesui.html
今日は午後三時に、
小平にある独○行○法○の事業所に、
競争入札の説明会へ出向かなければなりません。
え゛・・・小平?。
私は確か、小平に行くのであれば、
是非行きたい場所があったことを思い出しました。
全国に下水道に関する博物館は数あれど、
(ホントにかなり数あります。→http://www.gesui.metro.tokyo.jp/odekake/m_list.htm)
地下深くにある本物の下水道管に潜入できるのは、
全国でもここが唯一。
以前、家の近いジュニアを、
特派員として派遣させたこともあります。
→ ふれあい○○○博物館【パート1】
→ ふれあい○○○博物館【パート2】]
さて三時から始まった説明会、
ふれあい下水道館の閉館時間は四時ですから、
あまり時間がありません・・・。
入札の説明よりも、
私の頭はすっかりGE・SU・I・DO☆、
下・水・道♪。
「そこの他社さん、くだらない質問はやめてくださいよ。
仕様書に書いてありますがな。」
心の中で叫んで睨みつけていました。(笑)
ようやく終わった説明会。
急いでこちら向かったものの、
到着は閉館の10分前の3:50でした。
まだいいですかぁ〜。と、
そ〜と、入館すると、
受付「いらっしゃいませ、ようこそ。ごゆっくりご覧ください。」
と、のマニュアル通りの対応です。
私「そんなに"ごゆっくり"は無理ですよねぇ。」と、聞けば、
受付「はい、そうですね。エレベーターで地下五階からどうぞ。」
と、つれないお返事。
いきなりこの施設メインの、下水道への潜入ですか。
こちらは地上二階、地下五階という珍しい建築物。
その理由はただ一つ。
地下25mの地底にある、
内径4.51mの下水管の中に入る為だけです。
地下五階の展示室。
匂いが漏れぬよう、開放は厳禁。
さらにその奥の体験コーナー入口の扉の奥には、
こちらの潜水艦のような厳重な扉が付いています。
暗黒の中から流れ出て、
また暗黒の中に流れ去る汚水・・・。
自然の山中で湧き出る泉を見たときの嬉しさと、
正反対の恐怖のようなものが本能に直接訴えかけます。
・・・怖いです。
そして、臭いです・・・。
柵越なんてする訳ないでしょ!!。
柵を触りたくもありませんよ。
でもね・・・。
こういう汚れた部分を見て見ぬふりをすることは、
簡単なことですけど、
ちゃんと直視して、
自分が地球をいかに汚しているかを自覚しなければ、
本当はダメだと思うんですよ。
極論を言わせていただければ、
食べ物を粗末にする連中には、
屠殺場を見せるくらいな、ね。
「消毒はしてありますが、さわらないでください」
と、書かれた、詰まった下水道の実物の標本です。
書かれなくても私は触りませんが、
安易に下水に油を流すことが、
こんなふうになっているなんて、
知らない人がほとんどだと思うんです。
さてさて、こちら。
他にも、半分に切断された便器だの、マンホールの実物だの、
見所はまだまだたくさんありそうなんですが、
今日はなんせ10分しかありませんでしたので、
喜国雅彦さんのマンガでも、
ジュニアのレポートでも取り上げられていた、
このスカトロジーなおっさんのオブジェにご挨拶して、
今日の所は帰ります。
プレゼンテーションでまた、
小平に来る予定なので、
その時にもっとゆっくり伺いますよ。