牛久浄苑(牛久アケイディア)
宗派 浄土真宗東本願寺派
本尊 牛久阿弥陀大佛
299-1601 牛久市久野町2083
公式サイト http://daibutu.net/
鎌ヶ谷大仏、駒形大仏にお参りして、
すっかり「大仏」プチマイブーム中な私。
世界最小の大仏の「栄冠」は、
未来永劫「鎌ヶ谷大仏」にあるであろうと思われます。
なんてったって、「丈六」を満たしてもいないのに、
駅名まで「大仏」になっちゃったもんですから、
もはや、惑星界(?)の冥王星のように降格することはないでしょう。
逆に世界最大の大仏は、常にその立場を脅かされている訳ですが、
現時点でのギネス公認「世界最大」の大仏は、茨城県にあるようです。
早速行って来ました。
常磐道から3月10日に一部開通した圏央道に分岐すると、
現在の終点のすぐそばの大仏は、
約10km先なんですが、10km手前からその姿はもう見えます。
デカイ!、デカすぎます。なんとその高さは120m!!。
入場料のレシートは、さすがに領収書ではなく、
「牛久大仏披露状」だって。粋でやんすね。
実は、私、この自身のブログに写真初登場!!。
大仏下のこれまた世界一の大きさの香炉の、
右横に立っているノミのような男が私です。いい男でしょ。
ちなみに大仏の後に通っている電線は、
電柱のものではなく、送電線のものなのです。
どんだけデカイか分かるでしょ。
観光地によくあるこういう顔出し看板。
さすが、我が息子達は、実に正確に、
この大仏と同じ「下品上生」の来迎印を真似ています。エライ。
これがこの大仏様の螺髪(らほつ=パンチパーマ)、一巻き分。
1/1000のお頭がなんとこの大きさです。
鎌ヶ谷大仏のお顔よりも、パンチ一巻き分のほうが大きいとは・・・。
実はこの世界一の大仏は、世界一の銅像でもあるんです。
さて大仏様の真下にこんな看板。
「ここから見上げると大迫力です↑」
ほぇっ、大きなお世話だよ。まったく、え!?。
うわっ。
確かに大迫力です。すみません。
中に入ればまたまたびっくり。
これがなんと、足の親指の大きさです。
お胸の窓から下界を覗けば、蟻んこのような人間が見えます。
この窓、下から見ればココ。
↓
この蓮華もデカイですよねぇ。
この蓮華のレンコンは一体どんな大きさなんだろう(笑)。
本当に一番びっくりしたのは、
こちらが浄土真宗の一派であることです。
京都の東本願寺、真宗大谷派から独立した、
浄土真宗東本願寺派の本山、東京・浅草の東本願寺。
こちらが、その本廟(親鸞のお墓)にあたるんですけど、
浄土真宗としては、これ、かなり型破り。
さすがに般若心経ではありませんが、
大きな写経場がありました。
阿弥陀様へのお便りとして、絵馬のようなものがあったり、
お札やお守り、なんとご朱印までやっていただけるようで・・・。
これでいいんですか、「他力本願」。
ま、いいか。あはは。(笑)
このまま陸上に上がり、
両生類に進化するのではないかと、
思われる飢えた鯉に餌をまき、
リスにヒマワリの種、
ウサギにニンジンをあげ、
サルの曲芸を楽しむことが、
まるで子供達のメインのようになってしまいました。
大人も結構楽しめますよ。
遺体は「魚の餌にしてくれ。」と言った、親鸞。
平成の世にも常陸の国にまた一つお墓が増えました。
・・・皮肉なものです。