恥ずかしい病気!? その十七 (肛門周囲膿瘍・痔瘻)

菊門の花 (笑)





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その十六で発症した違和感は、
なぜか奇跡的に治まりました。
ただ、数年来通っているお医者さんの、
「もう少し膿瘍が腫れないと責任箇所が不明で根治手術は出来ない。」
と、いう診断がどうしても信じられず、
日本一の痔の権威だという、
数年前に"るな☆さん"から教わった銀座の名医に、
失礼ながら質問のメールを致しました。
するとやはりそんなことはないということで、
こんなメールを頂戴したのです。



肛門周囲膿瘍にて切開排膿や再発を繰り返しているとのこと、
膿の入り口、つまり原発口が存在しているのは間違いありません。
専門医であれば、手術前の診断、もしくは手術時に原発口を同定し、
処理することができるのは当然です。
つまり現時点で、根治手術は可能です。
一度、受診していただけば説明いたします


しかしよくよくその名医のHPを読んでみると、
さすがに日本一という評判の名医。
最高水準の診療を提供する為、
健康保険は使えない自由診療
私のような貧乏人にはとても無理です。




いろいろと検索してみると、
その銀座の名医も所属していた、
"雪だるまさん"もお薦めする
新宿区にある大きな有名病院で、
「研鑽した」「研鑽している」という専門医夫妻の病院が、
千葉市の宮野木にあると知り行ってみました。



いまにし胃腸肛門科、



午前十時に病院に到着。
入院手術施設があるものの、
小さな規模の病院です。
なるほど大きな駐車場には、
関東近県のナンバーがちらほら。
玄関には靴が溢れ、
待合室にはイスに座りきれない人が立っています。
(イスがあっても座れない人もいますが・・・。)
あぁ、ここには老若男女の戦友がいっぱいいます。
今の私は小康状態ですが、
苦しそうな人たちのその気持ちが伝わります。




がんばれ、負けるな同士達よ。
思わず、辛そうな一人一人と、
握手して廻りたい衝動を抑えました。




さて、すし詰めの中、
待つことなんと丁度二時間。
やっと中の待合室に移動します。
さらにそこで十分以上待って、
やっとこさ私の診察の番になりました。




やはり診察台では、
いつもの横になって膝を抱えるポーズです。
いつもの医院でのように、
セルフサービスでお尻を広げたら、
看護師さんに「結構ですよ。」と、
たしなめられました・・・。(恥)




いきなりの指を中に入れる触診です。
どうしても声が出てしまう、
気持ちの悪さ。(汗)
ここは出口であって入口ではないのです。
しかし、ここを快楽に使う人々が信じられません。




「あ、こりゃ中にもあるねぇ〜。」




え??。何?。




「見せてあげますよ。」




ほぇっ。




枕元の液晶が私の"菊"門を映します。
その真ん中に突入していく可哀想なカメラくん。
あらやだ、私の中ったら、
なんだか桃色がかった乳白色で、
意外に奇麗だわ〜。(←なぜかお姉調。)





「これが内痔核です。」




私にはどれがそうなのか、
まったく良く分からなかったんですが。
棒のようなものでツンツンつっつくと、
じわぁ〜と血が出てきます。




やはり飲みすぎて下痢になることが、
内核痔や痔瘻には大敵なようです。
今日は血液と尿を採り、
整腸剤と座薬を処方され、
とりあえず中の痔の様子を、
二週間観察することになりました。
痔瘻の手術は、
数ヵ月後になりそうです。




薬局が終わったのはなんと午後一時です。
丸三時間掛かりました。




しかしやはり餅屋は餅屋。
病気は専門医に行くべきだね・・・。





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