「秀吉の伽」(上・中・下)

豊臣秀吉像





→ 「信長の棺」(上・下)






信長の棺〈上〉 (文春文庫)  信長の棺〈下〉 (文春文庫)



小泉元首相が就任中に絶賛したという、
歴史ミステリーのベストセラー、
信長の棺」(上・下)。



とんだ「眉唾物」だと、
いぶかしげに読んでみたものの、
織田信長の暗殺の謎を、
加藤廣氏の新しい「仮説」で解決するミステリ。
いやいや実に面白かった。




秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)

秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)

秀吉の枷〈中〉 (文春文庫)

秀吉の枷〈中〉 (文春文庫)

秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)

秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)



さて続編である、
三部作の文庫化第二弾のこちらは、
その「仮説」における当事者である、
豊臣秀吉の一代記です。




う〜ん、加藤廣氏の、
信長の棺」は、
こちらが書きたいが為の、
プロローグに過ぎなかったのだ・・・。




正直、トンデモ本とされるほどの、
元来の歴史の通説を覆す諸説の数々。
歴史の謎とされる秀吉やその周辺の人々の、
不可解な行動の理由が次々と解明されていきます。



いやいや、こりゃ参ったよ。
ここでちょっとでもそれを挙げてしまうと、
この小説のネタバレになってしまいますので遠慮しますが、
ホントこれこそが娯楽小説の醍醐味。
いや実際、検証すべき説もかなり多くあると思います。




明智左馬助の恋

明智左馬助の恋




加藤廣氏の「本能寺の変」三部作完結は、
明智家からみたこちらです。




これも早く文庫化してほしいなぁ〜。





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