新・恥ずかしくない病気!! 通院・完治編 その八 (痔瘻完治手術)


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先週忙しくて出来なかった、
予定されていた通院です。
今日は会社を遅刻して、
朝一で病院へ伺いました。
なんと前回の診察から五週間振りのことです。




時間予約制のない午前の部です。
でもいつも7時半に家を出れば、
診察開始の9時の直後には
大抵、1st・2ndロット(笑)で呼び出され、
中待合室へと通されます。



しかし今日は、他の内科医院等で、
「売り切れ」続出だという、
季節性のインフルエンザの、
ワクチンを求める人々で、
いつもに増した大混雑。
10時を過ぎても、
なかなか呼び出しがありません。



中待合室へと呼ばれたのは10時半過ぎ、
診察室へと通されたのは、
もう11時近くのことでした。




しかしこんな苦労も今日で最後か・・・。
傷口も完全に塞がり、痛くも痒くもなく、
なんの不都合もありません。
今日期待していたのは、
院長先生からの「完治宣言」。
そう、この【痔】カテゴリーの最終回。




しかしそれは甘い考えでした。





診察を受けると、内側の傷口の炎症は、
むしろ五週間前よりも悪化しているそうです。




院長「薬を切らしていたからですよ。」




私「いや、先生、まだ薬いっぱいありますけど。」




院長「あなたの薬は無尽蔵なようですね。」




「おくすり手帳」を確認してみれば、
確かに処方された薬は、とっくのとうの前に、
なくなっている量のみしかもらっていません。




すっかり治ったものと誤解していた私。
その油断からか、全くの無意識ですが、
何度も薬の服用を忘れていたようです。




手術翌日の大出血以外、
医師からも看護師からも、
いつも誉められ続けた、
優等生患者な私でしたが、
今日は期待していた「完治」は出来ないは、
初めて先生に怒られるは、と、
本当にショックで、ショボンです。



診察が終わり大混雑の待合室に戻り、
立ったまま支払いを並び、
処方箋をもって薬局に向かい、
すべて終わったのは、もう正午寸前でした。



背中を丸め、うなだれて、
溜息をつきながら、総武線に揺られ、
午後から会社へと向かいます。
しかしもうクタクタです・・・。



さて次の通院は、今日から四週間後の金曜日。
次こそは完治出来るように頑張ろう。




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