旧・日比谷動物園筆頭副園長だった、
グっさんの担当得意先のお願いで、
私のこの習志野の自宅近くに、
とある条件の物件を探して欲しいという依頼を受けました。
まったくのタダ働きですが、
グっさんを助けてあげましょう。
まったく洗車していない、
オンボロのラウムに乗り込んで、
船橋習志野周辺を走り回った一日。
スーツを着るのも面倒臭くて、
アディライトのダウンを上着に、
ボロボロに破れたLEVI'Sの502のビンテージのレプリカ、
つやのないティンバーランドのブーツをはき、
髪はボサボサ、ヒゲも剃っておりません。
こんな姿で不動産屋を20軒以上訪問しました。
「金に糸目はつけない」という得意先ですが、
なかなか条件に見合う物件はありません。
いや正直なんだか如何わしいバブリーな要望なんです。
ですから、ほとんどのお店が、
「ないねぇ〜」、「ないっすよ。」
「いえ、取り扱っておりませんな。」と即答ですが、
少し話を聞いてくれた方には、
名刺を出して、もし何かあれば、
連絡をくれと頼みます。
するとここで皆、対応が激変。
急に親身になって物件を探してくれます。
去年八月、日比谷動物園が、
中央動物園に吸収合併され、
旧日比谷園長は、事業部本部に異動、
旧中央園長が、新中央園長となりました。
この園長は取締役です。
様々なパワーバランスから、
旧日比谷のグッさんやホワイティ井氏、
私や、kato-chan氏は、
事実上、一階級降格して、
私は「痔腸」に戻った訳ですが、
既存の得意先の手前、
今でも「ナンバーツー」と思われる、
役職が記されています。
このインチキ名刺を見た途端、
不動産屋さんの対応が変わるんです。
更に依頼先の得意先、
日本を代表するような企業の名を出して、
「金に糸目はつけない」と再び確認すると、
更に更に態度は大爆変。
ここで急に敬語になり、お茶が出ます。(汗)
当社は大した会社ではありませんが、
都内近郊では一応名が通っています。
それにプラスしてその得意先は、
超有名企業の役員さんの為のもの。
こんなコロリが詐欺に使われるんでしょうね。
あーあ、くだらねーなぁ〜、こういうの。
なんだか腹立たしい一日でした。
なんだか、ブルハのこの曲が聴きたくなりました。
でも、自分にも四年前に、
こんなことがあったっけか・・・。