西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

「死にとうない 〜仙突和尚伝〜」(新人物文庫)


毎週気の重い"丸の内分園"の出張朝礼は、
通常火曜の朝ですが、昨日は先方に行事があって、
今日の翌水曜日に延期されました。
しかし昨日のその先方の主催行事で、
一人の実働部隊員が、先方責任者に対して、
粗相をやらかしてしまって逆鱗に触れ、
今朝はその朝礼前にお詫び行脚・・・。
大事をとって当事業部の最高責任者・常務でもある、
中央動物園園長を無理矢理"拿捕"して同行してもらいました。
ミスクレ処理と朝礼で、結局お昼までかかり、
副担当のシュラン・ファーマウンテンと三人で、
園長に鰻重松大盛をご馳走になりました。
そんな訳で今日もまた貯金ネタでございます。




常々、度々、何度も書いておりますが、
夢のまた夢、人の短い人生たるもの、
いつも全力で楽しんで生きるべきで、
いくら老いたりといえども、
「嗚呼、もう何も思い残すことはない。」なんて、
満足して死ぬなんて、とてもナンセンス。
私は最期まで、「まだまだ死にたくない。」と、
思い続けて死ぬ末期を夢見ております。




→ 仙がい義梵 - Wikipedia




実際、真偽は不明ですが、
その臨終に際し、集まる弟子達に向けて、
「死にとうない。」と言ったという、
江戸末期の"博多の一休"とも呼ばれた名僧は、
この仙突義梵(せんがいぎぼん)さん。
私が思うに、ちゃんした時世の句もあるので、
これは弟子達に向けた最期の人生訓のメッセージであって、
けして命を惜しんで言った言葉ではありません。




死にとうない (新人物文庫)

死にとうない (新人物文庫)




この仙突さんの人生が描かれた小説はこちらです。
・・・軽妙にして洒脱。
なんとも味わい深いエピソードの数々。
そしてこの人の素晴らしいのは、
その一気呵成と称される書画です。
まさに融通無碍の境地。
私、この人の書画が大好き♪。




→ 出光美術館




元より、この有楽町の国際ビルの、
出光美術館さんが、この人のコレクションで有名ですが、
現在、生誕260年を記念して、この特別展を開催中とか。



→ 生誕260年・仙突〜禅とユーモア〜




是非、観たいねぇ〜。
今度の無償の休日出勤の後に行こうかなぁ〜。




P.S.オマケ



70年なら一瞬の夢さ♪




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