- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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榎木孝明さんが企画・主演で、
薩摩の"人斬り半次郎"こと中村半次郎、後の桐野利秋を描いた作品。
五十半ばの榎木さんが青年期の中村半次郎を演じるには多少無理がありますが、
前半部分はなかなか歴史公証にも努力している様子が見られました。
しかし西南戦争を描く後半となると、
もうすっかり任侠系のVシネマ演出が爆裂。
習志野の地名の由来となった篠原国幹は、
ヤクザの鉄砲玉状態で、蜂の巣になり、
最後は若き日に結ばれることのなかった商家の跡取娘が、
城山の戦場の最前線に飛び出してきて、
桐野の遺体にすがり付き号泣するシーンに大笑い。
なんでこんなになっちゃうかなぁ〜。
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