「キスカ島 奇跡の撤退 木村昌福中将の生涯」(新潮社文庫)


今朝は私の担当ではありませんが、
朝イチで、とても大きな組織(?)の、
とてもおエライ方とそのお友達に失礼があって、
強いクレームが入り、
"副園長"してスクランブル発進。
行く先方々で怒鳴られて、罵倒されて、
職場に戻ったのはもう三時近く。
急いで四時にアポのある中野に向かい、
当然昼飯は抜きで、
疲れ果てて過ぎ去った一日でした。
そんな訳でまた貯金ネタです。
(貯金切れ寸前でつ。。。)




→ アッツ島の戦い - Wikipedia
→ キスカ島撤退作戦 - Wikipedia




アッツ島の玉砕、キスカ島の奇跡。
この二つは帝国陸海軍の特徴を表す際に、
よく用いられる事件です。
(私はこれに関しては陸海軍の違いではないと思いますが・・・。)



キスカ島 奇跡の撤退―木村昌福中将の生涯 (新潮文庫)

キスカ島 奇跡の撤退―木村昌福中将の生涯 (新潮文庫)




米軍に包囲されたキスカ島から、
5183人全員を完全撤退させた指揮官、
木村昌福中将の生涯を、
産経新聞の社会部編集委員さんが描いた作品。




ただしあまり個人的資料は多くないようで、
本の大半は当時の歴史的背景と、
同期・部下のエピソード、
そして逆に無能とされている、
他の指揮官の失敗事例を挙げています。



軍人を美しく描いたら天下一品の産経新聞ということもあり(^^;)、
この手の英雄譚を丸ごとそのまま信じてしまうのはとても危険ですが、
ユーモアがあって、器が大きく、
部下を愛し、愛された真のリーダーであったのだと思います。




オーナー企業の中間管理職が申し上げますのもなんですが、
オイラもかくありたいなぁ〜。




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