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急遽、グッさんが転勤することとなり、
このブログでも何度か登場した、
グッさんが担当する日本を代表するような超有名大企業が、
なぜか、私が担当することと相成りました。
今月中に引継ぎを済まさねばなりません。
そんな訳でこれから数週間は、
まったくつまらない更新しか出来ないかもしれません。
申し訳ございません。
さて、このクリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」にも、
影響を及ぼした近年なかなかの名著「散るぞ悲しき」。
ただし、これには栗林中将最期の部分の表現も少なく
また、栗林以外の兵士、士官の登場もほとんどありません。
- 作者: 梯久美子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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- メディア: 新書
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この本、映画が出版、公開された頃、
一部の週刊誌には、
「栗林はノイローゼだった。」
「投降しようとして部下に殺された。」といった、
出元の不確かな諸説が踊り、話題となりましたが、
この本は、その火付け役ともなった、
「散るぞ悲しき」の著者の、
その「完結編」とも呼ぶべき作品。
前回は「新潮文庫」でしたが、
今回はなぜか「文春新書」です。
特出すべきは、第二章、
「三人の若き指揮官の肖像」。
栗林や、西竹一は有名で、
後世に名を残しますが、
その奥底に人知れず散った、
無名の将校、兵士たち・・・。
流れ出る涙を止めることが出来ません。
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