元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

習志野在住東京勤務の千葉都民。神社仏閣・歴史散歩、カメラ、ロードバイクが趣味。ラーメン二郎(京成大久保店がホーム)・蕎麦が大好物。

「まぐだら屋のマリア」(幻冬舎文庫)


→ 「キネマの神様」(文春文庫)
→ 「楽園のカンヴァス」(新潮文庫)
→ 「本日は、お日柄もよく」(徳間文庫)
→ 「原田マハ」関連の記事




お盆休み前の電話番。
そんな訳で今日も貯金の読書ネタは、
最近のマイブーム、原田マハさんの作品。







さすがは元キュレーターのマハさん。
タイトルはキリスト教に詳しい方なら、
すぐピンとくるでしょうが、
マグダラのマリア」から付けられたもの。
登場人物も、マリアにシオンにマルコにヨハネと、
ちょっとやりすぎのような気もします。



→   マグダラのマリア - Wikipedia



神楽坂の老舗料亭で修業をしていた紫紋は、
食品偽装告発ですべてを失い、
海辺の果て集落「尽果」(つきはて)にたどり着く。
そこで出会った左手の薬指のない美女、
マリアが営む食堂「まぐたら屋」を手伝いながら、
どん底から生き直す勇気をもらってゆくストーリー。



→ 船場吉兆 - Wikipedia




高級料亭の偽装といえば、
実際には「船場吉兆」が思い出されますが、
おそらくその本当の関係者にも、
いろいろと人生を変える出来事があったでしょう。
食は、もちろん「衣食住」という人間の暮らしの根本となるもの。
ふざけた登場人物の設定にしたのは、
あまりに息苦しくなる人生のやるせなさを、
少しでも薄めたかったのかもしれない。
いや、それでも読了後には、
爽やかな感動を与えてくれるからさすがです。
なんだかとりとめのない感想になっちゃった。