三原山 〜三原神社〜

祭神 阿治古命
101-0104 大島町野増三原山




三原山展望台  三原山内遊歩道案内図




一旦今夜のホテルに立ち寄り荷物を預け、
元町港からバスに乗り三原山頂口に参りました。
ワタシが学生の頃に来た時には、
噴火の直後で見渡す限り黒い溶岩が続き、
所々から蒸気が上がり、
地熱で靴底が溶ける場所もありましたが、
今は草木が生えて、
その頃の面影は全くありません。
さてカルデラ壁西部に当たる展望台より、
舗装された遊歩道を歩き、
火口一周コースを目指します。



山頂口から噴火口を目指す  徐々に上り坂に




外輪のカルデラ壁を一旦下って、
しばらくは平地をテクテクと歩きます。
火口が近づくと徐々に登り坂になり、
日頃運動不足なおっさん四人はすでにヘロヘロ。




ツツジ




すでに見頃は少し過ぎていますが、
所々に堂々と咲きほこる、
ツツジに癒されて足を進めます。




火口遊歩道の案内  火口一周コースを反時計回りで




火口をぐるりと一周する歩道は、
当然ながら未舗装で、
火山性の砂利を踏みしめながら、
とりま反時計回りを選択。




火山観測機器  噴煙




いたる所に火山を観測する機器があり、
いくつも上がる噴煙?蒸気?を見ると、
ここが今も活動を続ける火山であることを、
改めて再認識いたした次第。




ゴジラ岩




昭和五十九年(1984)公開の「ゴジラ」では、
最期にゴジラ三原山火口に消え、
消息不明になりますが、
その後の実際の噴火で、
姿を現したのがこのゴジラ岩。
ゴジラっちゃゴジラだけど、
ガメラっちゃガメラにも見えるし。




火口を覗きみる  火口の尾根を歩く
三原山河口  新火口



一旦、周遊道から外れ、
舗装された火口見学道も歩き、
再び一周コースに戻って、
火口を充分に堪能致しました。
とにかくここが東京都内の景色とは思えません。
てか、日本??
いや他の惑星の景色にも思えます。

鳥居  三原神社




さて無事火口一周を終えてから、
順序が逆かもしれませんが、
この鳥居をくぐりまして、
三原神社にお参りしました。
三原山の噴火は古くから御神火と呼ばれ、
島民の信仰の対象でした。




社殿  三原神社由緒




ご祭神は、阿治古命。
熱海市網代にもこの神を祀る、
阿治古神社があるそうです。
古代史ミステリーがありそうだな。
これ調べると面白いかもしれない。



社殿に迫る溶岩1  社殿に迫る溶岩2



あの全島避難の大噴火でも、
溶岩はこの社殿を避けて流れたそうで、
これが伊豆大島七不思議となっているとか。


集合写真




さてヘロヘロで山頂口に戻ったおっさん四人。
居合わせたご夫妻にシャッターをお願いし、
恒例の集合写真を撮ったんですが、
疲れた顔は仕方ないとしても、
見事なまでに四人そろって腹が出てる。。。
・・・もうちょっと痩せよかな。