祭神 天御中主大神・市杵嶋姫大神・蛭子大神
652-0863 神戸市兵庫区和田宮通3-2-51
公式facebook https://m.facebook.com/wadajinja/
さてホンチョクと二人、
和田岬駅にやって参りました。
アポまで少し時間がありますもので、
お得意の歴史散歩にて時間調整。
和田宮とも呼ばれる和田神社。
住所はこの神社から、
和田宮通と名付けられています。
朱塗りの大鳥居が立派ですが、
先代は阪神大震災で倒壊したようです。
祭神は、天地開闢の際に、
高天原に最初に出現した神である、
「天御中主大神」。
そして後に神仏習合で、
弁財天と混同された、
宗像三女神の三女「市杵嶋姫大神」。
さらにイザナギ・イザナミの最初の子で、
海に流されてしまった「蛭子大神」の三柱。
この蛭子大神が淡路島から流れ着いた場所を、
「蛭子の森」といい、
現在のこの神社の場所から西南約800m先にあり、
元々はこの神社が最初に祀られた場所だったとか。
時は流れて承安三年(1173)、
平清盛が市杵嶋姫大神を勧請。
さらに万治元年(1658)、
天御中主大神の坐す神輿が流れ着き、
現在のこの三柱の祭神となりました。
そして明治三十四年(1902)、
三菱の造船所の建設の為に、
現在地に遷宮されたんだそうです。
拝殿の左、由緒書の隣に、
この市杵嶋姫大神像がありますが、
これは完全に弁財天と習合したお姿でした。
境内の摂末社に、
大山祇神、大地主神等を祀る宮比社、
佐田比古神、忌火産靈神、
そして天宇受賣命、大宮能竎神を祀る秋葉神社、
また倉稲魂神、猿田彦命、大宮女命を祀る、
高倉稲荷神社が並んで建ちます。