【秩父第十六番】無量山 西光寺

宗派 真言宗豊山派
本尊 千手観世音菩薩
ご詠歌 誓いを人に 尋ぬれば ついの住家は 西とこそ聞け
368-0051 秩父市中村町4-8-21 





秩父鉄道の踏み切り待ち  秩父市街を走る




第十五番・少林寺から、
秩父神社方面に戻る手前の踏切で、
この秩父巡礼二日目にして、
初めて秩父鉄道の電車を目にしました。
自転車専用レーンがあるのも、
秩父近郊でここが唯一かもしれない。



西光寺  山門



第十六番・西光寺に到着しました。
「無量山」の山号を掲げる山門は、
菱格子欄間のある棟門です。




本堂



山門をくぐると正面が本堂で、
宝永七年(1710)の建立の寄棟で、
向拝は起り屋根。
宗派は秩父霊場で、
たった三ヶ所しかない、
奈良の長谷寺が総本山の、
真言宗豊山派ですが、
昔は真言宗御室派で、
仁和寺の末寺だったとか。
本尊の千手観音は、
これまた行基作とのこと。
ありゃ、いけない!
納札の釘後が無数にあるという、
室町時代建立の旧観音堂の、
札堂を見逃してしまった...。



回廊堂入口
回廊堂内
回廊堂出口




本堂の右側には、
コの字型の回廊があって、
四国八十八ヶ所の、
写し本尊がずらりと並び、
山門脇の出口まで三十間、
お参りすれば、
お砂踏み同様に、
四国八十八ヶ所満願と、
同じ功徳が得られるもの。





第16番朱印