西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

【秩父第二十九番】笹戸山 長泉院

宗派 曹洞宗
本尊 聖観世音菩薩
ご詠歌 分けのぼり 結ぶ笹の戸 おし開き 仏を拝む 身こそたのもし
369-1802 秩父市荒川上田野557





第二十八番・橋立堂から、
第二十九番・長泉院ですが、
橋立堂の近くにあった石標は、
山間の細い巡礼堂を差していますが、
ゾウとワタシは分かりやすい、
一旦国道140号に戻るルートを選びました。
約1.8kmの緩やかな上りです。




長泉院  庭園




第二十九番・長泉院に着きました。
花と緑がとっても綺麗なお寺で、
庭園の手入れも隅々まで行き渡っていて、
清々しい気持ちになります。




入母屋の本堂




明治の終わりか、
大正初期に建てられたという、
大きな入母屋造の本堂には、
無数の千社札が貼られています。
本堂入口の天井にも、
やはり千社札が一枡に二枚ずつ、
貼られているように見えるんですが、
これはそういう装飾天井とのこと。
堂内に葛飾北斎の桜図額がありますが、
参拝口からはかなり遠くて、
よく確認出来ませんでした。
本尊は平安時代中後期作の聖観音とか。




秋葉堂





火伏せの神の秋葉堂内には、
神仏習合によるものか、
飯綱権現とも不動明王にも似た、
秋葉権現像が祀られていました。




第29番朱印