公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/romance-gekijo/sp/
- 発売日: 2018/08/17
- メディア: Prime Video
- この商品を含むブログを見る
こちらも公開前に、
映画館で予告編を観て、
ウッディ・アレンの、
「カイロの紫のバラ」の、
完全なパクリやんか!?
と、怒りを覚えた記憶があります。
プライム・ビデオで無料になったので、
一文句並べたろか!と、
挑戦的態度で観てみました。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2018/03/16
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
スクリーンから、
登場人物が飛び出すのは、
「カイロの紫のバラ」と同じ設定。
人々の記憶から消えたような、
戦前のB級ファンタジー映画の、
ヒロインに惚れ込んでしまう、
映画監督を志す、
主人公の助監督の青年。
映画館の館主に頼み込み、
閉館後のスクリーンに、
その映画を写しては、
毎日食い入るように見つめます。
ある日そのフイルムが、
マニアに買い取られることに。
最後に目に焼き付けようと、
真剣に観ていると、
突如落雷が起こり、
銀幕から白黒のヒロインが、
飛び出して現れた。
綾瀬はるかさんは、
とても美しくキレイですが、
安定のいつもの演技です。
ただ頑固な王女様には、
ピッタリのハマり役。
坂口健太郎さんも、
気弱な青年は一番似合います。
とにかく凄いのが、
これが遺作となった加藤剛さん。
その妖気すら纏うかのような、
老いの演技の凄さに、
思わず鳥肌が立ちました。
そしておそらくチャチな、
ハッピーエンドであろうと、
想像しておりましたが、
コレ、なんと、
全然予想と違う展開に。
幼稚だと言われようが、
こういう映画、
ワタシ、大好きデス。
てな訳で、
最近連発していますが、
映画百選を更新しますた。