「ゴールデンカムイ」(ヤングジャンプ・コミックス)【1〜18】


iPhoneメモ「コミック」





毎号買い集めているコミックスは、
この通りiPhoneの「メモ」と、
「リマインダー」に入れて、
間違えてダブり買いや、
買い忘れのないように、
「管理」しておりますが、
たまに一巻から大人気ない、
大人買い」をしまして、
一気に「まとめ読み」をしますと、
またチョットくせになり、
他にも手を出して見たくなります。








こちらもAmazon primeで、
ワンパンマン
「キングダム」に続き、
アニメを観た「ゴールデンカムイ」。








結局、全巻買ってもうた。
┐(´д`)┌








明治末期の北海道・樺太を舞台に、
アイヌが遺した金塊をめぐる、
サバイバルバトル漫画です。
日露戦争終結後のこと、
「不死身の杉元」こと、
元陸軍兵の杉元佐一は、
幼馴染・梅子の眼病治療費を得る為に、
北海道で砂金を採っていた。
ここで近くにいた老人から、
アイヌが秘蔵していた金塊の噂を聞く。
その直後老人はヒグマに喰われ、
杉元もヒグマに襲われるが、
アイヌの少女・アシㇼパに窮地を救われる。
老人とアシㇼパの話をまとめれば、
今から五年前、
のっぺら坊と呼ばれる男が、
アシㇼパの父・ウイルクを含む、
アイヌ達を殺害して金塊を奪った。
のっぺら坊は網走監獄獄中から、
仲間に金塊の在処を伝えるべく、
同房の囚人たちの体に、
金塊の隠し場所を、
入れ墨に彫って脱獄させた。
金塊を得るにはその「刺青人皮」を、
獣の皮のように剥がし、
全てを集めて暗号を解かねばならない。
ヒグマに喰われた老人は、
この囚人の一人だったのだ。
杉元は治療費分だけを貰うことを条件に
残りの金塊をアイヌの手に戻し、
ウイルクの仇を討とうと、
アシㇼパと行動を共にすることなった。




ワタシが小学生低学年の頃、
夏休みに家族旅行で、
仙台からフェリーに乗って、
苫小牧からぐるりと、
北海道一周旅行をしたことがあります。
あの頃は北海道のいたるところに、
アイヌの集落のようなものがあり、
木彫りの熊やニポポを彫り、
お土産を売っていました。
まだワタシは幼かったので、
なんの知識もありませんでしたが、
何か物哀しくみえた記憶があります。
それから約数十年後に、
学生時代にやはり北海道を、
車で巡りましたが、
その時には同じような光景は、
見えなかったような気がします。




閑話休題
この作品の素晴らしさは、
迫害や差別といった暗い背景の、
「可哀想なアイヌ」ではなく、
誇り高い「強いアイヌ」が描かれた点です。
そして「明るく面白いアイヌ」です。
元々構想段階では、
狩猟漫画にしたかったようで、
料理に関する要素もとても面白いです。
土方歳三が網走監獄に生きて幽閉されていた。
という設定も斬新で凄い!
しかし何より面白くて、
思わず吹き出してしまうのは、
落差の大きいアシㇼパさんの変顔デス。