→ 「長く高い壁 The Great Wall」(角川文庫)
→ 「おもかげ」(講談社文庫)
→ 「わが心のジェニファー」(小学館文庫)
→ 「黒書院の六兵衛」【上・下】(文春文庫)
→ 「一路」【上・下】(中公文庫)
→ 「赤猫異聞」(新潮社文庫)
→ 「降霊会の夜」(朝日文庫)
「終わらざる夏」(集英社文庫) → 【上】、【下】
→ 「マンチュリアン・リポート」(講談社文庫)
「中原の虹」(講談社文庫)→ (1,2)、(3,4)
→ 「夕映え天使」(新潮社文庫)
→ 「ハッピー・リタイヤメント」(幻冬舎文庫)
→ 「一刀斎藤夢録」(上・下)
→ 「月島慕情」
「天切り松 闇語り」シリーズ → 1〜4、5
→ DVD「日輪の遺産」
→ 「日輪の遺産」(講談社文庫)
浅田次郎マイブーム
その → 一、二、三、四、五、六、七、八
→ 「浅田次郎」関連の記事
さて、今日も、
冷たい雨の中を東奔西走。
出来るだけ在宅勤務で、
出来る業務を済ませてから、
ランチは自宅にあるもので、
簡単に済ませました。
てな訳で久しぶりの、
貯金の読書ネタです。
260年の泰平の間に、積もり積もった借金はなんと25万両!この世のものとは思えぬ負債を知った長男はショックで急死してしまった。丹生山松平家12代当主は、次男三男を飛び越えて庶子の四男・小四郎に後を継がせて隠居するとひそかに「大名倒産」の準備を進め……
何も知らずに大名家の家督を継いでしまった21歳の小四郎、糞がつくほどの真面目さ誠実さを武器になんとか倒産を防ごうと必死の「経営再建」に乗り出すが。
参勤行列を整える金にも困窮つつ三万石の御領国・丹生山へ初のお国入りをした小四郎は倹約また倹約、殖産産業の鮭の養殖、国家老も商人も巻き込んでなりふり構わぬ金策。しかし焼け石に水…健気な若殿の大逆転はなるのか。
万策尽きた時、人の世を眺めていた七福神たちが動き出す⁉<逃げ切りを目指す親世代VS巨大な負債を押し付けられた若者>
笑いと涙がてんこ盛りの豪華エンターテインメント!!
いや、正直、ちょっと、
今まで読んだ下記の、
「金のない大名」系の、
二番煎じ感が否めませんが、
浅田次郎さんはやっぱり、
笑って泣かせるコメディがいいなぁ。
なんか落語っぽい構成。
映画化も難しくなさそうです。
久しぶりに肩がこらない楽しい小説が、
記憶には残らない作品になりそうデス。