「天切り松 闇語り」シリーズ → 第一巻〜第四巻
→ 「一路」【上・下】(中公文庫)
→ 「赤猫異聞」(新潮社文庫)
→ 「降霊会の夜」(朝日文庫)
「終わらざる夏」(集英社文庫) → 【上】、【下】
→ 「マンチュリアン・リポート」(講談社文庫)
「中原の虹」(講談社文庫)→ (1,2)、(3,4)
→ 「夕映え天使」(新潮社文庫)
→ 「ハッピー・リタイヤメント」(幻冬舎文庫)
→ 「一刀斎藤夢録」(上・下)
→ 「月島慕情」
→ DVD「日輪の遺産」
→ 「日輪の遺産」(講談社文庫)
浅田次郎マイブーム その → 一、二、三、四、五、六、七、八
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- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/08/19
- メディア: 文庫
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粋でいなせな義賊たちの活躍を描く、
浅田次郎さんの大人気シリーズ、
「天切り松・闇語り」の最新文庫化です。
なんと前作「第四巻・昭和侠盗伝」の文庫化から、
八年半ぶりの「第五弾」。。。
すっかり登場人物・設定を忘れてしまっているので、
おそらく「第一巻」から読み直さねばと覚悟して、
恐る恐る最新作のページを開いてみると、
この老いて萎びた大脳・側頭連合野から、
ぞくぞくと溢れ出る魅力的なキャラクターの記憶。
さすが名作シリーズは違います。
今回はなんとチャップリンの来日を絡ませる、
目細の安吉一家の大活躍。
やっぱり江戸っ子の「べらんめぇ」はいいなぁ〜。
最近「浪花節」ばかり聞いていたので心に沁みまする。
「世の中、金でどうにでもなるなんて思っちゃいねぇ。だがね、金さえありゃどうにかはなるもんだ。どうにかなすって下さいまし。こんなことしかできねえてめえが、情けねえ」
— makoto‐jin‐rei (@makotojinrei) 2016年9月1日
浅田次郎著『天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト 第三夜 箱師勘兵衛』