「天切り松 闇語り 第五巻 ライムライト」(集英社文庫)


「天切り松 闇語り」シリーズ → 第一巻〜第四巻



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→ 「赤猫異聞」(新潮社文庫)
→ 「降霊会の夜」(朝日文庫)
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粋でいなせな義賊たちの活躍を描く、
浅田次郎さんの大人気シリーズ、
「天切り松・闇語り」の最新文庫化です。
なんと前作「第四巻・昭和侠盗伝」の文庫化から、
八年半ぶりの「第五弾」。。。
すっかり登場人物・設定を忘れてしまっているので、
おそらく「第一巻」から読み直さねばと覚悟して、
恐る恐る最新作のページを開いてみると、
この老いて萎びた大脳・側頭連合野から、
ぞくぞくと溢れ出る魅力的なキャラクターの記憶。
さすが名作シリーズは違います。
今回はなんとチャップリンの来日を絡ませる、
目細の安吉一家の大活躍。
やっぱり江戸っ子の「べらんめぇ」はいいなぁ〜。
最近「浪花節」ばかり聞いていたので心に沁みまする。